腓骨筋について

腓骨筋は足首の安定に重要な働きをしている筋肉です。
特に足の裏、踵(かかと)、足の小指、アキレス腱の”嫌な感じ”や困りごとに重要です。

腓骨筋の簡単な解剖の説明です。
腓骨筋は長腓骨筋と短腓骨筋のふたつがあります。

■長腓骨筋■
起始:腓骨上部、外側面
停止:内側楔状骨第一中足骨底

■短腓骨筋■
起始:腓骨下部外側面
停止:第五中足骨粗面
支配神経:浅腓骨神経
働き:足の底曲、外反

働きとしては・・・
腓骨筋は足首を外側から支える筋肉です。
足部の外側の縦アーチを作ることに関係があります。

ちなみにこの腓骨筋とともに側部を支えているのが後脛骨筋、こちらは内側(ないそく)のアーチを作る働きをしています。

腓骨筋が重要な理由は・・・
腓骨筋の働きは外反なので、内側の縦アーチを正常に保つ働きをしています。
腓骨筋が筋力低下をしていくと縦のアーチが制御できなくなり、ハイアーチの形になってきます。

ハイアーチになると踵や前足部に強い力が加わるので魚の目やタコの目ができやすくなったり、内側のアーチだけ高くなるので、小指の方に力がかかりやすくなり、小指に痛みが出たり、足の外側に体重がかかりやすくなるので捻挫もしやすくなったりします。

ひどくなると足底筋膜炎になったりもします。

内側の縦アーチは後脛骨筋で支えられているので腓骨筋と後脛骨筋のバランスがとれていることが、足の安定には重要となります。

~まとめ~

腓骨筋は足首を外側から支えている筋肉。

側部の外側の縦アーチを作る。

筋力が低下すると内側の縦アーチが強くなり、ハイアーチになってしまう。

ハイアーチになるとタコや魚の目ができやすくなり、踵や足の裏、小指の痛みなどがでてくる。

~当院の施術として~
足首だけを見るのではなく、骨盤と股関節の状態を調べます。
その後腓骨筋の筋力をあげるトレーニングを行います。
その場で変化が起こることも多いです。

足の裏や踵や足の小指、アキレス腱などの嫌な感じや困ったことがありましたらお気軽にご相談ください。

後脛骨筋について

後脛骨筋は足首の安定に重要な働きをする筋肉です。

~後脛骨筋の解剖的な簡単な説明~

起始:下腿骨間膜の後面
停止:足の舟状骨と全楔状骨、第2-4の中足骨底部
支配神経:脛骨神経(坐骨神経から分かれた神経です)
作用:足関節の底屈内反

働きとして

後脛骨筋は側部を内側から支える筋肉です。
側部の内側の土踏まずのところにある縦のアーチを作ることに大きな関係があります。

ちなみに後脛骨筋とともに側部を支えているのが腓骨筋という筋肉です。
こちらはまた違う時に書きます。

~後脛骨筋の重要なポイント~

後脛骨筋の筋力が低下すると土踏まずの縦アーチがなくなり偏平足になってしまいます。
偏平足になってしまうと内側のくるぶしの下が腫れて痛みが出たりしてきます。
ひどくなると歩くのがつらくなります。
逆に後脛骨筋が強く働きすぎると土踏まずの縦アーチが高くなってきて、ハイアーチとなってきます。
ハイアーチが続くと、かかとと前足部に圧力がかかるので魚の目ができやすくなったり、ひどくなると足底筋膜炎になったりします。
このように後脛骨筋は側部のバランスにとても重要な働きをしています。

~まとめ~

●後脛骨筋はふくらはぎから足の裏にいく筋肉で、足の土踏まずの縦アーチを作る。
●後脛骨筋が弱くなると偏平足になる。
●後脛骨筋が強く働くとハイアーチになる。

~当院の施術として~


股関節や骨盤の状態を調べます。
その後後脛骨筋が弱化しているのであれば後脛骨筋の筋トレを行います。
働きすぎているのであれば、腓骨筋を強化するトレーニングを行います。
側部の安定は身体のバランスにとても大切です。
(自宅でも簡単にできるトレーニングもお教えしております。)


足の痛みや膝の痛みでお悩みの方はお気軽にご相談を!!

腹横筋について

腹横筋は力こぶ腕の二頭筋や腹筋の中でもお腹を六つに割る腹直筋のようにすごい一般的に知られている筋肉ではありません。
しかし!重要な働きをしています。

解剖学的な腹横筋の説明です。
起始:第7~第12肋骨(下位肋骨)、鼠径靭帯、腸骨稜、胸腰筋膜
停止:腹直筋鞘
支配神経:肋間神経、腸骨下腹神経、腸骨鼠径神経

~腹横筋の働き①~

 腰の安定、腰痛の予防 
腹横筋は四つある腹筋(腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋)の中で一番深いところにある、インナーマッスルです。
お腹をぐるっと包むような形でついているのでコルセットのような働きをしています。
なのでこの筋肉がきちんと働いてくれると腹圧も高まり、腰が安定して腰痛の予防に役立ちます。
見ため的にはお腹のくびれを作ってくれたりもします。
息を吐くときにも働きます。

下は骨盤底筋、上は横隔膜、後ろは多裂筋、横の部分は腹横筋です。
これで人の自前のコルセットというかたちになります。

~腹横筋の働き②~

 膝の痛みへの効果 
お腹のコルセットの筋肉なのに膝への影響?と思いますが、膝にもポイントとなります。
これは関節トレーニングの笹川先生が提唱している考えです。
膝の調子が上がらない多くの人は足の内側の筋肉が弱っていることが多いです。
腹横筋は足の内側についている内転筋と共同して働いているので、腹横筋を鍛えると内転筋が働きやすくなってきます。

人の体っておもしろいですね。
お腹の筋肉と、足の筋肉の関係があるということです。
また、腰が安定するので股関節にも効果があり、さらによくなります

~まとめ~

腹横筋は一番奥についているインナーマッスルの腹筋でコルセットの役割をしていて腰痛に関連があります。
腰が安定するので腰痛に大切!
腰が安定するので股関節にも大切!
足の内転筋と共同して働くのでひざ痛にも大切!

~当院の施術として~

関節トレーニングの笹川先生が提唱している腹横筋内転筋をしっかりと働きかせる施術をしていきます。
そして腹横筋と内転筋をしっかりと働かさせる体操をやっていきます。

筋肉がバランスよく働くことが大切です。
腰や膝のお困りの方はぜひお気軽にご相談ください。

参照:一般社団法人 日本身体運動科学研究所

睡眠について

睡眠は長時間寝ればよい
というわけではないのを知っていますか!?


よい睡眠とは?
良い睡眠はいつも元気な体でいるためにとても大切です。
日本人の睡眠時間は欧米諸国と比較すると短いとのデータがあります。
そして現在日本人の5人に1人は睡眠時に何らかの問題があると言われています。
『健康の維持に大切な睡眠』
よい睡眠とは何か調べてみました(オムロンより引用)

睡眠は時間よりも質が大切です。
多くの文献にこのことは書いてあります。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。


レム睡眠とノンレム睡眠とは?

レム睡眠は浅い眠りで体は休んでいるが脳は起きている状態で夢を見たりします。
ノンレム睡眠は深い眠りで脳が眠っている状態で夢を見たりはしません。

人はこのレム睡眠とノンレム睡眠を90分のサイクルで4~5回繰り返しています。
眠って最初にくるのはノンレム睡眠で次にレム睡眠。

ノンレム睡眠にはレベルがあって一番深い眠りは最初の1~2回目の時に得られます。
つまり最初の1~2回のノンレム睡眠がしっかりととれれば質の良い睡眠がとれスッキリとした朝を迎えられることとなります。
そして寝ている間に分泌されているのが成長ホルモンです。

寝ている間に分泌されている成長ホルモンとは?
成長ホルモンと聞くと大人には関係ないと思ってしまいますがそれは大きな間違いです。
成長ホルモンが分泌されることで活動しているときに傷ついた細胞や組織の修復、疲労の回復が効率よく行われています。
また若々しい肌にも関係しているので女性にも大切です。
そして成長ホルモンは寝てから3時間以内に分泌されるので最初のノンレム睡眠の時がピークとなります。
なので睡眠には最初が大切ということとなります。
そして目覚めるころに分泌されるのがコルチゾールというホルモンです。


コルチゾールとは?
コルチゾールは別名ストレスホルモンと言われ、ストレスがかかると分泌されます。
朝にコルチゾールが大量に出るのは、これから日中の仕事に対処するためなのです。
戦闘に備えるようなものです。

このノンレム睡眠、レム睡眠、成長ホルモン、コルチゾールの分泌がバランスよくできていればよいのですが、今の社会は高ストレス社会なので、コルチゾールが過剰に分泌されがちです。
そうすると成長ホルモンがあまり出ない感じとなってしまい、体にとってはマイナスです。


●よい睡眠のために適度な運動をしたり寝る前のパソコンやスマートフォンの長時間の利用は止めましょう。
●寝る前にカフェインなどを控えましょう。
●なるべく寝る時間と起きる時間を一定にしましょう。
など簡単にできることからやっておくことが大切です。
そうすることでリラックスした状態で眠りにつくことができます。

私たちの体は日々様々なストレスなどで緊張しがちです。
それは体の筋肉や動きにも影響がでてきます。

動きにくい硬い体→動きにくいから疲れやすい→緊張した状態なので眠りが浅い→コンディションが上がらない→自然治癒力が下がってしまう

こちらが悪いパターンです。

動きやすい体→楽に動けるので疲れにくい→リラックスした状態になるのでしっかりと眠れる→コンディションが上がる→自然治癒力が高まる

このサイクルがとても重要です。


当院では体の硬くなった筋肉や関節を緩めることで動きやすく、リラックスしやすい体のお手伝いをします。

リラックスした体でよい睡眠を手に入れましょう!

軟骨と関節について

関節の痛み、放置していませんか?
軟骨と関節についてお伝えします!

 

よく来院する方たちから「関節が痛い」と言われます。
腰や膝が多いです。
また整形外科でレントゲンなどをとると軟骨が減っていると言われる方も多いです。
ここでは関節と軟骨について簡単に説明していきます。

痛いところの構造を知っておくのはよいことです。

まず関節はおおまかに不動関節と可動関節に分けられます。
ここでは可動関節について話していきます。

関節は骨と関節軟骨と関節包からできています。
そして骨の形は関節頭という凸型の部分と関節窩の凹型の組み合わせでできています。
うまくはまるようになっています。

図で見てわかるように関節は関節包に包まれています。
その関節包の内側には滑膜という膜があります。
その滑膜から関節液が分泌されています。
そして滑膜から吸収されます。
なので常に関節の中は新しい滑液(関節液)に満たされている状態です。

滑液(関節液)はとても重要な役割をしています。
骨と骨が滑らかに動くための潤滑油の役割と軟骨に栄養を与える役割をしています。

関節軟骨は骨と骨の表面を覆っているものです。
鶏の足などを食べると出てくる骨の先端のツルツルしたところです。
硝子軟骨と言われます。


骨と言われていますが約90%が水分です。
なので軟骨はクッション性と耐摩耗性に優れています。

関節軟骨は軟骨細胞からできているのですがとても残念なことに神経や血管がないのです。
関節液から栄養をもらって生きています。
なので一度ダメージを受けるとなかなか再生はしてくれません。
血管があって血液の流れがあれば薬なども血液で運ばれて手助けもできるのですが以前に書いた半月板(半月板の記事はこちら)も同じなのですが、血液の流れがないところは再生がしにくいです。

・関節と軟骨についての簡単なまとめですが、まずは関節包に包まれていて、内側は滑膜に覆われている。
・滑膜からは滑液という関節液がでてきて潤滑油の役割と関節軟骨に栄養を与えている。
・関節軟骨は神経と血管がないのでダメージを受けるとなかなか再生しない。

当院の考えとしては

軟骨は再生しずらいものですからそれを70年も80年も使うのは大変なことです。
年齢が行けば行くほど、やはり問題は起きやすくなってしまいます。

けれども軟骨がすり減り、膝や腰や肩が痛いという人もいればすり減らず年齢を重ねても痛くない人もいます。
 
この差を何かを考えることが大切です。

人は仕事や普段の姿勢などで動かしやすい動きと動かしにくい動きがでてきます。
多くは丸まってしまう人が多いです。
いつも体に気を付けてストレッチや適度な運動をしている人は仕事や姿勢の癖は修正されていきますが、なかなかできない人が多いと思います。

動きずらい癖のある体のままだと例えば立っているときに片側の足に体重をかけてしまったり、背中が丸くなり、肩が巻き肩になったりして関節に過剰な負担がかかり軟骨がダメージを受ける原因を作ってしまいます。

体の癖をなるべくなくし、動きやすい状態を作ることで関節や軟骨への負担は軽減されていきます。
動きやすいということはとても大切です。

当院では体の大黒柱の背骨を整えるのに効果的なDRTと体の細かな癖の修正に最適なストレインカウンターストレインを受けられる松戸で唯一の整体院です。

半月板とは

膝の問題でよくいう半月板
そもそも半月板とはどのようなものなのでしょうか?

~目次~
半月板とは
半月板の役割
半月板のかたち
半月板の動き
当院について

 

~半月板とは~
膝の問題でよく言われる半月板損傷や半月板がすり減っているなどがあります。
そもそも半月板とはどのようなものなのでしょうか?
簡単にまとめてみました。

まず膝は太ももの骨の大腿骨と脛の骨の脛骨それと膝のお皿と言われる膝蓋骨、この3つの骨で形成されています。
その大腿骨と脛骨の間に存在するのが半月板です。
骨と骨とが直接当たっていたら痛そうですので間にあります。

~半月板の役割~

半月板は繊維軟骨でできていてクッションのような役割をしています。
体重による負荷を効果的に分散したり運動のジャンプなどの衝撃をうまく分散吸収してくれます。

また膝は人体で一番大きな関節なのですが大腿骨が脛骨に乗っかっているだけの不安定な関節なので半月板は膝の安定性を高める役割もしています。

~半月板のかたち~

半月板は内側と外側の2種類あります。
形はC字型をしています。
構造としては中央の方は薄くて外側の方が厚みのある形をしています。
内側半月板は前が狭くて後ろの方が広い形をしています。
膝の内側側副靭帯に付着しています。

外側半月板はほぼ輪っかのような形をしています。
全部の幅もほぼ同じです。
外側側副靭帯には付着していません。

~半月板の動き~
意外にも半月板はけっこう動きます。
膝を伸ばすと半月板は前にきます。
膝を曲げると半月板は後ろに動きます。
膝を内旋すると内側半月板は前に動いて外側半月板は後ろに動きます。
膝を外旋すると内側半月板は後ろに動いて外側半月板は前に動きます。

これらの動きの中で外側の半月板は膝外側側副靭帯とくっついていないので動きやすくなっているので負担は少ないです。
しかし内側半月板は内側側副靭帯とくっついているので動きが少ないので負担は大きくなります。

このため内側半月板の問題は外側半月板の20倍高いと言われています。
特に膝が外旋したときに内側半月板は一番負担を受けてしまいます。
実は膝が外旋してしまう問題は意外と多かったりします。

股関節周囲の筋肉の問題から起きるknee in toe outや外側の筋肉の問題や骨盤の問題から起きたりする下腿外旋症候群が代表的です。
以前に記事を書いているので興味のある方は読んでみてください。
●下腿外旋症候群の記事はこちら

当院では膝の問題があってもなくても骨盤や股関節の問題をしっかりとチェックするので半月板の問題を予防することができます。
何といっても予防が大切です。
当院では背骨を整えるのに効果の高いDRTと筋肉の細かな調整に適した最新のストレインカウンターストレインを受けられる松戸で唯一の整体院です。

膝蓋下脂肪体炎について

膝の痛み、そのままにしていませんか?
膝蓋下脂肪体炎かもしれません!

~目次~
●膝蓋下脂肪体とは何か
●膝蓋下脂肪体の役割とは
●膝蓋下脂肪体炎の原因とは
●発症のメカニズムについて
●膝蓋下脂肪体炎かどうかの調べ方
●当院の施術としては


~CHECK~
・膝が痛い
・ランニングをすると膝が痛い
・階段の上り下りで膝が痛い
・膝の曲げ伸ばしで膝の全面が痛い

このようなことがある方は膝蓋下脂肪体炎の可能性があるかもしれません。

●膝蓋下脂肪体とは何か

簡単な解剖をしてみます。
膝蓋下脂肪体は膝のお皿(膝蓋骨)と太ももの筋肉の大腿四頭筋の腱である膝蓋腱の下にある脂肪の塊です。

大腿骨、膝蓋骨、脛骨の間に存在しています。

膝蓋下脂肪体は膝の動きによって形が変わります。
膝を曲げた状態では後ろの方に移動して関節の中に入りこんだ形となります。
膝を伸ばした状態だと膝蓋骨とともに引き出されていきます。

●膝蓋下脂肪体の役割とは

・衝撃など、外力を和らげるクッションの役割
・摩擦や刺激から膝を守る役割
・動きをよくする潤滑作用
などがあります。

●膝蓋下脂肪体炎の原因とは

・体重の増加
・打撲などの外傷
・反張膝(膝が過度に伸びている状態)
・膝の障害による二次的な要因(半月板の損傷、変形性膝関節症、膝の手術など)
になります。

●発症のメカニズムについて

転倒などで膝への打撲やランニングやジャンプなどのスポーツでの繰り返しの刺激が続くと膝蓋下脂肪体に細かい傷ができて小出血を起こします。
そうすると炎症が起こり脂肪体が繊維化してきて柔軟性がなくなってきてしまいます。

もともと柔軟性があるので膝の曲げ伸ばしでスムーズに形を変えていたのが柔軟性を失う事で動きづらくなり関節を動かしたときに挟まれるようになって痛みがでてきてしまいます。

●膝蓋下脂肪体炎かどうかの調べ方

膝を90°ぐらいに曲げた状態で膝蓋靭帯の両脇から膝蓋下脂肪体を圧迫します。
そのまま状態で膝を伸ばしていって痛みがでてくると可能性が高いです。とくに伸ばしきるあたりで痛みがでやすいです。

●当院の施術としては

膝蓋下脂肪体もアプローチしますが、膝が過度に伸びている反張膝は足の関節の回内や骨盤の前傾(反り腰)も起こりますし、大腿の前の筋肉の緊張や裏側のハムストリング筋の緊張なども関連が高いです。
そして周囲のリンパの流れなど膝蓋下脂肪体の問題なのですが、関連する部位は多くあります。

体を動きやすくすることで膝の負担を減らしていくのが当院の考えです。
当院は背骨のバランスを整えるのに最適なDRTと大腿のこまかな筋肉の調整に最適な最新のストレインカウンターストレインを受けられる松戸で唯一の整体院です。

knee in toe outについて

knee in toe outって知っていますか!?
膝の痛みがある方!要CHECKです!

~目次~
●膝について
●knee in toe outとはどのような状態なのか!?
●なぜknee in toe outの状態になるのか?
●自分でできることとしては!?
●当院の施術としては?

~CHECK~
・運動すると膝が痛い
・階段の上り下りで膝が痛い
・長時間歩いていると膝が痛む
・靴の内側が減っている
このようなことがある人はknee in toe outかもしれません。

●まず簡単に膝の解剖です。

大まかに膝は腿の骨(大腿骨)と脛の骨(脛骨)で作られる脛骨大腿関節と膝のお皿(膝蓋骨)と大腿骨で作られる膝蓋大腿関節でできています。
膝は大きな関節なのですが、実はあまり安定した関節ではなく、とても不安定な関節です。
そのために内側外側(ないそくがいそく)の側副靭帯や、スポーツ選手がよくケガをする前十字後十字靱帯など多くの靱帯や筋肉で安定させています。

●knee in toe outとはどのような状態なのか!?

膝を曲げたときに膝が内側に入った状態になる(これがknee in)knee(ニー) とは英語で膝ですからね。
膝が内側にはいるからknee in。
そしてつま先に膝に対して外側を向いている、これがtoe out。
toe(トゥー) とは英語でつま先です。つま先が外に向く、だからtoe outです。
このふたつが合わさるのでknee in toe outと呼ばれます。

knee in toe outは膝が捻じれた状態(膝の内側は引き延ばされて外側は潰された状態です)です。
このような状態が続けば膝にいずれ痛みや問題が起こる可能性が高くなってしまいます。

●なぜknee in toe outの状態になるのか?

まず一つ目は回内足(かいないそく)です。

これはかかとの骨が内側に倒れることで足のアーチがなくなって偏平足になっている状態です。
この状態だとknee in toe outの原因になるだけではなく足底筋膜炎やシンスプリント、鵞足炎(がそくえん)などの問題も起きやすくなってしまいます。
また体の動きのパターンから、骨盤の前傾が起こりやすくなり腰痛の原因にもなってしまいます。

二つ目は股関節周囲の筋肉のアンバランスです。

足を曲げたときに、股関節が過剰に内側に入ってしまうのがknee in toe outなので、足を外側にひっぱってくれる筋肉(中殿筋や小殿筋)が、うまく働いていないことになります。
knee in toe outは、膝に痛みが出るので膝の問題かと思うのですが実は股関節と足関節が重要なポイントとなってきます。

●自分でできることとしては!?

偏平足に関しては、タオルギャザーという足底や足の指の筋肉を鍛えることがよいです。
床にタオルを敷いて足の指を使って手繰り寄せることをします。
中殿筋と小殿筋は、筋肉を鍛えるエクササイズをするとよいでしょう。
タオルギャザー、中・小殿筋のエクササイズはYouTubeなどの動画に載っているのでそれを見ながら行うとよいと思います。

●当院の施術としては?

膝の問題でも、股関節や足関節の問題が原因のことが多くあります。
膝だけでなくしっかりと全体を調べて、何が問題かを突き止めて施術します。
当院は背骨のバランスをとるのに最適なDRTと股関節周囲の筋肉のバランス、回内足など細かな問題の解消に適した最新のストレインカウンターストレインテクニックを受けられる松戸で唯一の整体院です。

下腿外旋症候群について

靴の外側だけがいつも減っていたり膝が痛い症状
放っておいていませんか?

もしかすると下腿外旋症候群かもしれません!

~目次~
◎膝について
◎下腿外旋症候群とは
◎下腿が外旋する理由は
◎当院の施術としては

~CHECK~
・膝の内側が痛い
・運動すると膝が痛い
・階段の昇り降りで膝が痛む
・外側だけがいつも減ってしまう
このようなことがある人は下腿外旋症候群かもしれません。

●まず簡単に膝の解剖です。

おおまかに膝は太腿の骨・脛の骨の関節である脛骨大腿関節、膝のお皿と言われる膝蓋骨・大腿骨の膝蓋大腿関節のふたつでできています。

膝はわりと不安定な関節です。安定させるために膝の内側、外側にある側副靭帯や、よくサッカーの選手などが痛める前十字靭帯、後十字靱帯など多くの筋肉や靱帯がついて守ってくれています。

●下腿外旋症候群とは

大腿骨に対して脛骨が(下腿)外にねじれている、つまり外旋していることをいいます。
これだけではピンとこなくて何か問題があるのかと思ってしまいますが、これは結構問題なのです。

膝はまっすぐに伸ばす時は(伸展といいます)、完全に伸びきる時に脛の骨(下腿)が外旋して外にねじれて安定した位置にはまります。
これをスクリューホームムーブメントといいます。

そして膝を曲げるとき(屈曲)は膝の安定した位置を解除するために外旋、外にねじれた状態から、内側にねじって(内旋)曲がりはじます。
つまり膝が伸びるときは脛の骨(下腿)が外にねじれて(外旋)して、曲げるときは内側にねじれ(内旋)する動きが膝にはあります。

下腿外旋症候群の問題は、この動きが正常にできなくなるところです。
膝が伸びている時の過剰な下腿の外旋で、膝を曲げるときの下腿の内旋が不足してしまいます。
そうすると膝の曲げ伸ばしがスムーズにできませんので、膝に痛みなどの問題が起きてしまいます。
また膝のお皿の骨もスムーズさを失ってしまいます。

●下腿が外旋する理由は


1、大腿の外側についている大腿筋膜張筋と腸脛靭帯の緊張があります
腿の裏側についているハムストリング筋の大腿二頭筋の緊張も関係があります。
これらが固くなると下腿が外旋してしまいます

大腿筋膜の図
2、骨盤の後傾があります。
骨盤が後ろに倒れると運動の連鎖から太腿の骨は外旋し、それとともに脛の骨も外旋してしまいます。

外旋内旋の図

3、足首の回外
これは簡単に言うと靴の外側が減る足の形のことです。
靴の外側が減る形になると脛の骨は外旋していってしまいます。
下腿外旋症候群は変形性膝関節症と共通点がとても多いので、その出発点となる可能性が高いです。

今は膝の変形がなくても将来的には膝の変形の温床となる可能性が高いです。

●当院の施術としては

問題のある膝の部分のみを考えるのではなく、骨盤の前後の傾きや太腿の外側の筋肉の緊張状態、そして足首の状態をみて全体でバランスがとれるようにしていきます。
痛みという結果ではなく原因をみる、それが大切です。

当院は背骨の調整に適したDRTテクニックと、骨盤や太腿の外側の筋肉などの細かな調整に適した最新のストレインカウンターストレインが受けられる、松戸で唯一の整体院です。

アキレス腱炎とは

スポーツをしているときにアキレス腱が痛くなったりしませんか?
もしかするとアキレス腱炎かもしれません!


~目次~
●アキレス腱について

●アキレス腱炎について
●自分でできる対処法について
●当院の施術について

 

~CHECK~
・アキレス腱の周りが痛い
・つま先立ちでアキレス腱が痛む
・朝起きて歩いた時にアキレス腱が痛い
・歩いているときにアキレス腱が痛む
このようなことがある人はアキレス腱に問題があるのかもしれません。

アキレス腱とは

ふくらはぎにある腓腹筋(ひふくきん)、ヒラメ筋をかかとの骨に付着させる靭帯で最大の腱です。
しかし靭帯最大の腱なのですが、走行する血管が少なく問題が起きるとなかなか改善しにくい特徴があります。
筋肉が働くとつま先を下に下げる動きが出来ます。
つま先で立つ動きです。

アキレス腱炎とは

アキレス腱や周囲の組織が炎症を起こしている状態を言います。
起こる原因としては主に使い過ぎによるオーバーユースが多いです。

ダッシュやジャンプでの着地や急に止まるストップの動作などのアキレス腱への負担
ふくらはぎの固さ
も関係します。
筋肉に柔軟性が欠けてくると常にアキレス腱に負担がかかってしまいます。

かかとが内側や外側に偏っているのもアキレス腱に過剰な負担がかかるので炎症の起きる原因となってきます。

自分でできる対処法とは

◎まずは休む

痛みがあるのはそれ以上使うと壊れますよという体からのサインでもあるので休むこともとても大切です。

◎ストレッチをする

ふくらはぎだけでなく股関節の周り、腿の裏側(ハムストリング)もしっかりとストレッチをした方がよいです。
また脚の裏も膜でアキレス腱とつながっているのでゴルフボールなどを踏むなどして刺激しておくのも効果があります。

◎アイシングをする

練習前には十分なウォーミングアップと運動後にはアキレス腱へのアイシングも大切です。

当院の施術としては

アキレス腱に痛みの問題が起きているのですが、そこだけの問題ではない場合が多くあります。
痛む方の股関節の動きが悪かったり、腿の前の大腿四頭筋や腿の裏のハムストリング筋の緊張も関連が深いです。

また骨盤の問題で足の長さに違いがあれば、ジャンプなどの着地の際に加わる力は右と左とでは大きな違いが出てきてしまいます。
先ほども書いたように、かかとが内側や外側に偏っているのもアキレス腱に過剰な負担がきてしまいます。

このように同じ痛みであっても様々な原因が考えられます。
痛むところだけではなく体全体をちゃんとチェックすることが大切です。

当院は背骨や骨盤の状態を改善するのに適したDRTと、かかとの傾きや筋肉の固さなどの細かいところにアプローチするのに最適な、最新のストレインカウンターストレインテクニックを受けられる松戸で唯一の整体院です。