腓骨筋について

腓骨筋は足首の安定に重要な働きをしている筋肉です。
特に足の裏、踵(かかと)、足の小指、アキレス腱の”嫌な感じ”や困りごとに重要です。

腓骨筋の簡単な解剖の説明です。
腓骨筋は長腓骨筋と短腓骨筋のふたつがあります。

■長腓骨筋■
起始:腓骨上部、外側面
停止:内側楔状骨第一中足骨底

■短腓骨筋■
起始:腓骨下部外側面
停止:第五中足骨粗面
支配神経:浅腓骨神経
働き:足の底曲、外反

働きとしては・・・
腓骨筋は足首を外側から支える筋肉です。
足部の外側の縦アーチを作ることに関係があります。

ちなみにこの腓骨筋とともに側部を支えているのが後脛骨筋、こちらは内側(ないそく)のアーチを作る働きをしています。

腓骨筋が重要な理由は・・・
腓骨筋の働きは外反なので、内側の縦アーチを正常に保つ働きをしています。
腓骨筋が筋力低下をしていくと縦のアーチが制御できなくなり、ハイアーチの形になってきます。

ハイアーチになると踵や前足部に強い力が加わるので魚の目やタコの目ができやすくなったり、内側のアーチだけ高くなるので、小指の方に力がかかりやすくなり、小指に痛みが出たり、足の外側に体重がかかりやすくなるので捻挫もしやすくなったりします。

ひどくなると足底筋膜炎になったりもします。

内側の縦アーチは後脛骨筋で支えられているので腓骨筋と後脛骨筋のバランスがとれていることが、足の安定には重要となります。

~まとめ~

腓骨筋は足首を外側から支えている筋肉。

側部の外側の縦アーチを作る。

筋力が低下すると内側の縦アーチが強くなり、ハイアーチになってしまう。

ハイアーチになるとタコや魚の目ができやすくなり、踵や足の裏、小指の痛みなどがでてくる。

~当院の施術として~
足首だけを見るのではなく、骨盤と股関節の状態を調べます。
その後腓骨筋の筋力をあげるトレーニングを行います。
その場で変化が起こることも多いです。

足の裏や踵や足の小指、アキレス腱などの嫌な感じや困ったことがありましたらお気軽にご相談ください。

後脛骨筋について

後脛骨筋は足首の安定に重要な働きをする筋肉です。

~後脛骨筋の解剖的な簡単な説明~

起始:下腿骨間膜の後面
停止:足の舟状骨と全楔状骨、第2-4の中足骨底部
支配神経:脛骨神経(坐骨神経から分かれた神経です)
作用:足関節の底屈内反

働きとして

後脛骨筋は側部を内側から支える筋肉です。
側部の内側の土踏まずのところにある縦のアーチを作ることに大きな関係があります。

ちなみに後脛骨筋とともに側部を支えているのが腓骨筋という筋肉です。
こちらはまた違う時に書きます。

~後脛骨筋の重要なポイント~

後脛骨筋の筋力が低下すると土踏まずの縦アーチがなくなり偏平足になってしまいます。
偏平足になってしまうと内側のくるぶしの下が腫れて痛みが出たりしてきます。
ひどくなると歩くのがつらくなります。
逆に後脛骨筋が強く働きすぎると土踏まずの縦アーチが高くなってきて、ハイアーチとなってきます。
ハイアーチが続くと、かかとと前足部に圧力がかかるので魚の目ができやすくなったり、ひどくなると足底筋膜炎になったりします。
このように後脛骨筋は側部のバランスにとても重要な働きをしています。

~まとめ~

●後脛骨筋はふくらはぎから足の裏にいく筋肉で、足の土踏まずの縦アーチを作る。
●後脛骨筋が弱くなると偏平足になる。
●後脛骨筋が強く働くとハイアーチになる。

~当院の施術として~


股関節や骨盤の状態を調べます。
その後後脛骨筋が弱化しているのであれば後脛骨筋の筋トレを行います。
働きすぎているのであれば、腓骨筋を強化するトレーニングを行います。
側部の安定は身体のバランスにとても大切です。
(自宅でも簡単にできるトレーニングもお教えしております。)


足の痛みや膝の痛みでお悩みの方はお気軽にご相談を!!

半月板とは

膝の問題でよくいう半月板
そもそも半月板とはどのようなものなのでしょうか?

~目次~
半月板とは
半月板の役割
半月板のかたち
半月板の動き
当院について

 

~半月板とは~
膝の問題でよく言われる半月板損傷や半月板がすり減っているなどがあります。
そもそも半月板とはどのようなものなのでしょうか?
簡単にまとめてみました。

まず膝は太ももの骨の大腿骨と脛の骨の脛骨それと膝のお皿と言われる膝蓋骨、この3つの骨で形成されています。
その大腿骨と脛骨の間に存在するのが半月板です。
骨と骨とが直接当たっていたら痛そうですので間にあります。

~半月板の役割~

半月板は繊維軟骨でできていてクッションのような役割をしています。
体重による負荷を効果的に分散したり運動のジャンプなどの衝撃をうまく分散吸収してくれます。

また膝は人体で一番大きな関節なのですが大腿骨が脛骨に乗っかっているだけの不安定な関節なので半月板は膝の安定性を高める役割もしています。

~半月板のかたち~

半月板は内側と外側の2種類あります。
形はC字型をしています。
構造としては中央の方は薄くて外側の方が厚みのある形をしています。
内側半月板は前が狭くて後ろの方が広い形をしています。
膝の内側側副靭帯に付着しています。

外側半月板はほぼ輪っかのような形をしています。
全部の幅もほぼ同じです。
外側側副靭帯には付着していません。

~半月板の動き~
意外にも半月板はけっこう動きます。
膝を伸ばすと半月板は前にきます。
膝を曲げると半月板は後ろに動きます。
膝を内旋すると内側半月板は前に動いて外側半月板は後ろに動きます。
膝を外旋すると内側半月板は後ろに動いて外側半月板は前に動きます。

これらの動きの中で外側の半月板は膝外側側副靭帯とくっついていないので動きやすくなっているので負担は少ないです。
しかし内側半月板は内側側副靭帯とくっついているので動きが少ないので負担は大きくなります。

このため内側半月板の問題は外側半月板の20倍高いと言われています。
特に膝が外旋したときに内側半月板は一番負担を受けてしまいます。
実は膝が外旋してしまう問題は意外と多かったりします。

股関節周囲の筋肉の問題から起きるknee in toe outや外側の筋肉の問題や骨盤の問題から起きたりする下腿外旋症候群が代表的です。
以前に記事を書いているので興味のある方は読んでみてください。
●下腿外旋症候群の記事はこちら

当院では膝の問題があってもなくても骨盤や股関節の問題をしっかりとチェックするので半月板の問題を予防することができます。
何といっても予防が大切です。
当院では背骨を整えるのに効果の高いDRTと筋肉の細かな調整に適した最新のストレインカウンターストレインを受けられる松戸で唯一の整体院です。

knee in toe outについて

knee in toe outって知っていますか!?
膝の痛みがある方!要CHECKです!

~目次~
●膝について
●knee in toe outとはどのような状態なのか!?
●なぜknee in toe outの状態になるのか?
●自分でできることとしては!?
●当院の施術としては?

~CHECK~
・運動すると膝が痛い
・階段の上り下りで膝が痛い
・長時間歩いていると膝が痛む
・靴の内側が減っている
このようなことがある人はknee in toe outかもしれません。

●まず簡単に膝の解剖です。

大まかに膝は腿の骨(大腿骨)と脛の骨(脛骨)で作られる脛骨大腿関節と膝のお皿(膝蓋骨)と大腿骨で作られる膝蓋大腿関節でできています。
膝は大きな関節なのですが、実はあまり安定した関節ではなく、とても不安定な関節です。
そのために内側外側(ないそくがいそく)の側副靭帯や、スポーツ選手がよくケガをする前十字後十字靱帯など多くの靱帯や筋肉で安定させています。

●knee in toe outとはどのような状態なのか!?

膝を曲げたときに膝が内側に入った状態になる(これがknee in)knee(ニー) とは英語で膝ですからね。
膝が内側にはいるからknee in。
そしてつま先に膝に対して外側を向いている、これがtoe out。
toe(トゥー) とは英語でつま先です。つま先が外に向く、だからtoe outです。
このふたつが合わさるのでknee in toe outと呼ばれます。

knee in toe outは膝が捻じれた状態(膝の内側は引き延ばされて外側は潰された状態です)です。
このような状態が続けば膝にいずれ痛みや問題が起こる可能性が高くなってしまいます。

●なぜknee in toe outの状態になるのか?

まず一つ目は回内足(かいないそく)です。

これはかかとの骨が内側に倒れることで足のアーチがなくなって偏平足になっている状態です。
この状態だとknee in toe outの原因になるだけではなく足底筋膜炎やシンスプリント、鵞足炎(がそくえん)などの問題も起きやすくなってしまいます。
また体の動きのパターンから、骨盤の前傾が起こりやすくなり腰痛の原因にもなってしまいます。

二つ目は股関節周囲の筋肉のアンバランスです。

足を曲げたときに、股関節が過剰に内側に入ってしまうのがknee in toe outなので、足を外側にひっぱってくれる筋肉(中殿筋や小殿筋)が、うまく働いていないことになります。
knee in toe outは、膝に痛みが出るので膝の問題かと思うのですが実は股関節と足関節が重要なポイントとなってきます。

●自分でできることとしては!?

偏平足に関しては、タオルギャザーという足底や足の指の筋肉を鍛えることがよいです。
床にタオルを敷いて足の指を使って手繰り寄せることをします。
中殿筋と小殿筋は、筋肉を鍛えるエクササイズをするとよいでしょう。
タオルギャザー、中・小殿筋のエクササイズはYouTubeなどの動画に載っているのでそれを見ながら行うとよいと思います。

●当院の施術としては?

膝の問題でも、股関節や足関節の問題が原因のことが多くあります。
膝だけでなくしっかりと全体を調べて、何が問題かを突き止めて施術します。
当院は背骨のバランスをとるのに最適なDRTと股関節周囲の筋肉のバランス、回内足など細かな問題の解消に適した最新のストレインカウンターストレインテクニックを受けられる松戸で唯一の整体院です。

下腿外旋症候群について

靴の外側だけがいつも減っていたり膝が痛い症状
放っておいていませんか?

もしかすると下腿外旋症候群かもしれません!

~目次~
◎膝について
◎下腿外旋症候群とは
◎下腿が外旋する理由は
◎当院の施術としては

~CHECK~
・膝の内側が痛い
・運動すると膝が痛い
・階段の昇り降りで膝が痛む
・外側だけがいつも減ってしまう
このようなことがある人は下腿外旋症候群かもしれません。

●まず簡単に膝の解剖です。

おおまかに膝は太腿の骨・脛の骨の関節である脛骨大腿関節、膝のお皿と言われる膝蓋骨・大腿骨の膝蓋大腿関節のふたつでできています。

膝はわりと不安定な関節です。安定させるために膝の内側、外側にある側副靭帯や、よくサッカーの選手などが痛める前十字靭帯、後十字靱帯など多くの筋肉や靱帯がついて守ってくれています。

●下腿外旋症候群とは

大腿骨に対して脛骨が(下腿)外にねじれている、つまり外旋していることをいいます。
これだけではピンとこなくて何か問題があるのかと思ってしまいますが、これは結構問題なのです。

膝はまっすぐに伸ばす時は(伸展といいます)、完全に伸びきる時に脛の骨(下腿)が外旋して外にねじれて安定した位置にはまります。
これをスクリューホームムーブメントといいます。

そして膝を曲げるとき(屈曲)は膝の安定した位置を解除するために外旋、外にねじれた状態から、内側にねじって(内旋)曲がりはじます。
つまり膝が伸びるときは脛の骨(下腿)が外にねじれて(外旋)して、曲げるときは内側にねじれ(内旋)する動きが膝にはあります。

下腿外旋症候群の問題は、この動きが正常にできなくなるところです。
膝が伸びている時の過剰な下腿の外旋で、膝を曲げるときの下腿の内旋が不足してしまいます。
そうすると膝の曲げ伸ばしがスムーズにできませんので、膝に痛みなどの問題が起きてしまいます。
また膝のお皿の骨もスムーズさを失ってしまいます。

●下腿が外旋する理由は


1、大腿の外側についている大腿筋膜張筋と腸脛靭帯の緊張があります
腿の裏側についているハムストリング筋の大腿二頭筋の緊張も関係があります。
これらが固くなると下腿が外旋してしまいます

大腿筋膜の図
2、骨盤の後傾があります。
骨盤が後ろに倒れると運動の連鎖から太腿の骨は外旋し、それとともに脛の骨も外旋してしまいます。

外旋内旋の図

3、足首の回外
これは簡単に言うと靴の外側が減る足の形のことです。
靴の外側が減る形になると脛の骨は外旋していってしまいます。
下腿外旋症候群は変形性膝関節症と共通点がとても多いので、その出発点となる可能性が高いです。

今は膝の変形がなくても将来的には膝の変形の温床となる可能性が高いです。

●当院の施術としては

問題のある膝の部分のみを考えるのではなく、骨盤の前後の傾きや太腿の外側の筋肉の緊張状態、そして足首の状態をみて全体でバランスがとれるようにしていきます。
痛みという結果ではなく原因をみる、それが大切です。

当院は背骨の調整に適したDRTテクニックと、骨盤や太腿の外側の筋肉などの細かな調整に適した最新のストレインカウンターストレインが受けられる、松戸で唯一の整体院です。

アキレス腱炎とは

スポーツをしているときにアキレス腱が痛くなったりしませんか?
もしかするとアキレス腱炎かもしれません!


~目次~
●アキレス腱について

●アキレス腱炎について
●自分でできる対処法について
●当院の施術について

 

~CHECK~
・アキレス腱の周りが痛い
・つま先立ちでアキレス腱が痛む
・朝起きて歩いた時にアキレス腱が痛い
・歩いているときにアキレス腱が痛む
このようなことがある人はアキレス腱に問題があるのかもしれません。

アキレス腱とは

ふくらはぎにある腓腹筋(ひふくきん)、ヒラメ筋をかかとの骨に付着させる靭帯で最大の腱です。
しかし靭帯最大の腱なのですが、走行する血管が少なく問題が起きるとなかなか改善しにくい特徴があります。
筋肉が働くとつま先を下に下げる動きが出来ます。
つま先で立つ動きです。

アキレス腱炎とは

アキレス腱や周囲の組織が炎症を起こしている状態を言います。
起こる原因としては主に使い過ぎによるオーバーユースが多いです。

ダッシュやジャンプでの着地や急に止まるストップの動作などのアキレス腱への負担
ふくらはぎの固さ
も関係します。
筋肉に柔軟性が欠けてくると常にアキレス腱に負担がかかってしまいます。

かかとが内側や外側に偏っているのもアキレス腱に過剰な負担がかかるので炎症の起きる原因となってきます。

自分でできる対処法とは

◎まずは休む

痛みがあるのはそれ以上使うと壊れますよという体からのサインでもあるので休むこともとても大切です。

◎ストレッチをする

ふくらはぎだけでなく股関節の周り、腿の裏側(ハムストリング)もしっかりとストレッチをした方がよいです。
また脚の裏も膜でアキレス腱とつながっているのでゴルフボールなどを踏むなどして刺激しておくのも効果があります。

◎アイシングをする

練習前には十分なウォーミングアップと運動後にはアキレス腱へのアイシングも大切です。

当院の施術としては

アキレス腱に痛みの問題が起きているのですが、そこだけの問題ではない場合が多くあります。
痛む方の股関節の動きが悪かったり、腿の前の大腿四頭筋や腿の裏のハムストリング筋の緊張も関連が深いです。

また骨盤の問題で足の長さに違いがあれば、ジャンプなどの着地の際に加わる力は右と左とでは大きな違いが出てきてしまいます。
先ほども書いたように、かかとが内側や外側に偏っているのもアキレス腱に過剰な負担がきてしまいます。

このように同じ痛みであっても様々な原因が考えられます。
痛むところだけではなく体全体をちゃんとチェックすることが大切です。

当院は背骨や骨盤の状態を改善するのに適したDRTと、かかとの傾きや筋肉の固さなどの細かいところにアプローチするのに最適な、最新のストレインカウンターストレインテクニックを受けられる松戸で唯一の整体院です。

シンスプリントについて

運動している方はとくに要注意!?
脛の痛みはもしかするとシンスプリントかもしれません!

目次
シンスプリントについて
痛みがでる場所とは
痛みがでるメカニズムとは
シンスプリントになる原因
自分でできる対策について
当院のシンスプリントに対する考え
最後に

~チェック~
・脛の下の方に痛みを感じる
・運動をすると脛が痛い
・脛の内側を押すと痛む
・ランニングやジャンプをする運動を多くする
このような人はひょっとするとシンスプリントかもしれません。

まずシンスプリントとはランニングやジャンプを繰り返すスポーツをした人はよく聞いたかもしれません。
いわゆるオーバーユース。
使い過ぎででてくる状態で別名、脛骨過労性(疲労性骨膜炎)と呼ばれます。使い過ぎなので過労や疲労などの言葉がでてきます。

痛みがでる場所とは?
運動している時や運動した後に脛骨(脛の骨の下1/3のところ)に痛みがでてきます。

痛くなるメカニズムとは?
ヒラメ筋や後脛骨筋、長指屈筋などは、走るときに地面を蹴ったりジャンプしたりするときによく使う筋肉で、ここが使い過ぎで柔軟性を失って脛の骨膜(骨を覆っている膜)を引っ張ってしまいます。
それによって炎症が起きてしまい痛みがでてきます。

シンスプリントになる原因は?
スポーツの初心者の人が急に走ったり運動したりするときによく起こります。

足が偏平足だったり、足が回内側だったりすると痛みを起こす後脛骨筋に、より負担がかかるので痛みが出やすいです。

足首が固い人やふくらはぎの筋肉が固い人、ふくらはぎの筋肉の不足も痛む原因です。
固いグランドやアスファルトなどでの練習など、足に衝撃が強くなるのも痛くなる原因です。
そしてすり減ったかかとの靴や、クッションの悪いシューズなどでの練習も痛みがでやすくなります。

自分でできる対策として

まずは『使い過ぎなので少し休む』これも大切なことです。
股関節、足首、アキレス腱を中心によくストレッチを行う
クッション性のよいシューズを選ぶ。
そしてアーチを支える足底板なども効果的です。

当院のシンスプリントの考えとは?

全体のバランスを整えるのは当然ですが特に足が回内側だったり、偏平足だったりは骨盤からの問題が関係するので、まずは骨盤、股関節、膝、足首の問題をチェックしていきます。

骨盤が前(反り腰)になると足首は回内しやすくなります。
そのあとでリンパの施術をします。
問題があるところにはリンパの流れが悪くなってきます。

当然ですがしっかりと流れを作るために、足のリンパの戻る左鎖骨のリンパを開いてから乳糜槽(ここは上半身と下半身のリンパをつなぐポイント)→膝の裏にある膝窩リンパ節→脛骨リンパ節と施術をしていきます。

次に前脛骨動脈の流れをよくしていきます
ランニングやジャンプの衝撃が続くと血液の流れが悪くなってきます。
足全体の動きがでたあとにリンパと動脈へのアプローチ、これが大切になります。

当院は全体のバランスをととのえるのに最適なDRTテクニックや股関節や足首など細かな問題的に最適な最新のストレインカウンター・ストレインを受けられる松戸で唯一の整体院です。

足の痛みでお困りの方はお気軽にご相談を!

腸脛靭帯炎について

足の痛み・不調そのままにしていませんか?


~目次~
腸脛靭帯炎について
起きる原因とは
当院の施術の考え
痛みの出るメカニズム
自分でできる対策とは?

このような症状はありませんか?

・足の外側が張る・つっぱる
・走ると足の外側が痛む
・自転車を長時間こぐと膝が痛い
・長い時間歩くと膝の内側が痛む

このような症状がある人は太ももの外側にある腸脛靭帯の調子が悪いのかもしれません。

一般的にはランナー膝とも言われています。
そちらの方が知っている方も多いかと思います。

起きる原因として一番はover use、つまり使い過ぎです。
けれども同じようにマラソンで走ったり自転車を長く乗ったりしてもなる人とならない人がいます。

なぜでしょう。

ただ単に使い過ぎででるなら、皆同じく痛みが出なければおかしいですよね。
やはり体のバランスに問題があるので痛みがおきてくるのです。

当院の施術の考え

足は当然二本有ります。
両方痛いという人もいますが、たいていの場合はどちらかの足が痛いと言っています。
これはたいていその人の体の癖が関係します。
なので右と左の差をしっかり検査していきます。
足の長さの違いや股関節の動きの差、おしりの筋肉の硬さ、腰は反っているのか丸くなっているのかなど、さまざまな検査をしていきます。
膝だけをみることはしません。

痛くなる理由をしっかりと見つけてそれに基づいて施術をしていきます。
右と左の差をなくしていって、動きやすい状態にすると痛みが変化することが多いです。

体が動きやすければ疲労が取れやすくなっていき、体が回復する力がでてきます。
痛いところだけをするのではなく、バランスを良くして回復する力を見だす、それが大切です。

当院は背骨のバランスを整えるのに大切なDRTテクニックと硬く動きにくくなった筋肉を動きやすくする最新のストレイン・カウンターストレインテクニックを両方受けられる松戸で唯一の整体院です。

痛みの出るメカニズム

上の図でもわかるように、腸脛靭帯はおしりの大殿筋と大腿筋膜張筋に挟まれたかんじとなっています。
腸脛靭帯に問題が起こる人はたいていこの二つの筋肉に問題があることが多いです。
腸脛靭帯は後ろからは大殿筋に引っ張られ、前からは大腿筋膜張筋に引っ張られています。
両方からの影響を受けます。

腸脛靭帯は引っ張られるので、固くなってしまい動く余裕がなくなるので痛みがでやすくなっていきます。
また腸脛靭帯は膝の膝蓋骨(膝のお皿と呼ばれます)にも付着するので、お皿の動きも問題を起こします。
また足がO脚であったり足首の角度も関係があります。

自分でできる対策としては

使い過ぎも大きな原因の一つなのでまずは休みましょう
これも大切です。

問題が軽度であればかなり落ち着いてきます。
次にストレッチです。
痛みの出ているところが悪いわけではなく引っ張られてしまって痛みがでている場合が多いので、大腿筋膜張筋とおしりの全部の筋肉のストレッチです。
両方とも原因となるのですが、どちらかといえば大腿筋膜張筋の問題が多いと思います。
ストレッチの方法はyoutubeにも載っているので、我流ではなく確認して行うのがよいでしょう。

足の痛みでお悩みのかたはお気軽にご相談下さい。

足の裏の痛み、かかとの痛みについて

足の疲れと思って足の痛みそのままにしていませんか?

~目次~
足の痛みについて
●当院の施術の考えとは?
●なぜ痛くなるのか?
●長時間の立ち仕事での対策
●硬くなったふくらはぎの対策

足の裏の痛みやかかとの痛みは一般に足底筋膜炎や足底腱膜炎といわれているものです。

・朝の歩きだしが痛い
・長い時間の立ち仕事で痛くなる
・歩いている時に足の裏が痛い
・長い時間座った後歩くときに足の裏が痛む
このようなことがある人は足底に問題があるかもしれません。

当院の施術の考えとは?

足の裏が痛いからといって足の裏だけを見ることだけはしません。
足の裏だけ調整しても変化が少ないと思うからです。

例えば来院した方を調べると足の長さが違う場合が多いです。
となると足の体重のかかり方が変わってきてしまいます。
これも足の痛みの原因となります。

また骨盤が前傾(反り腰)になると、足首は傾いて偏平足になりやすくなります。
こちらも足の痛みの原因となります。
また股関節やふくらはぎの固さも足首の問題となり、足の痛みに関連が出ます。
同じ痛みでも原因はさまざまです。
痛みは結果で原因は違うことも多いです

足の問題でも全体をしっかりと検査して背骨、骨盤、股関節などをしっかり施術していきます。
当院は背骨と骨盤を整えるDRTテクニックと筋肉の誤作動を解除する最新のストレイン・カウンターストレインテクニックを受けられる松戸で唯一の施術院です。

まずは簡単に足の構造についてです。
足の裏には歩いていてもクッションになるようにアーチがあります。
ショックを吸収するようにスプリングのような感じです。

足底の筋膜はかかとから扇状に広がって足の付け根につくことで、このアーチを維持する役割をしています。
このアーチに問題が起きると足の裏やかかとが痛くなったりします。

なぜ痛くなるのか?

一般によくあるのが、ランニングなどで繰り返し足底に刺激が入って痛みがでてきます。
つまりは使い過ぎです。
この場合はやはり休むのが一番になってきます。
またランニングする前にしっかりとストレッチをしてから走るのも予防となります。

長時間の立ち仕事
こちらも原因となります。
疲労も大きな原因です。
けれどもこちらも仕事。休むわけにはいかないので困ります。

対策としては?
足の疲れを早くとるために、脚の裏をテニスのボールやサランラップの芯などでコロコロと刺激をするのもよいでしょう。
ただしやりすぎはダメです。
強くやり過ぎたりしては逆効果です。
気持ちのよい感じで5分くらいで十分です。

硬くなったふくらはぎ
長い時間の立ち仕事はふくらはぎが固くなりやすいです。
足の裏の痛みとふくらはぎの固さや緊張はとても関連が深いです。
ふくらはぎの筋肉はアキレス腱でかかとの骨についています。

そして足底筋膜もかかとの骨から足の指先まで伸びています。
同じかかとの骨についているので連動している感じです。

対策としては?
ふくらはぎをストレッチやボールなどを使ってゆるめてあげると足首の動きもよくなりますし、連動している足底筋膜にも効果があります。
ストレッチやゆるめるやり方はYOUTUBEなどにでているので我流ではなくしっかりと見てからやりましょう。

靴の問題

高すぎるハイヒールや先のとがった靴などはやはり足の問題を起こす原因です。
今はシューフィッターの方もいるので、自分にあった靴を選ぶのが大切です。