勉強会

昨日はお休みをしてストレインカウンターストレインの勉強会に行ってきました。

母校のストレインカウンターストレインの講師である中島先生がご自身の治療院でやってくれる勉強会です。

少人数で開催される勉強会なので、とっても内容の濃いセミナーになり、この勉強会がプラスされると復習が出来るので覚え方が格段に変わってきます。

ストレインカウンターストレインのリンパテクニックや、内臓のテクニックもこの勉強会がなかったらと思うとぞっとしてしまいます。

今後も来院してくれる人に、しっかりと効果という形で結果を出せるように勉強会とセミナー参加も頑張りたいと思います。

先日、ストレインカウンターストレインの国際セミナーで試験があったのですが、合格しましてレベル1の認定書が来ました。

全6回の国際セミナーなのであと5回試験が有ります。今回は合格率は54パーセントと難しい試験なので、大変でしたが何とか全部合格できるようにしっかりとやっていきたいと思います。

シンスプリントについて

運動している方はとくに要注意!?
脛の痛みはもしかするとシンスプリントかもしれません!

目次
シンスプリントについて
痛みがでる場所とは
痛みがでるメカニズムとは
シンスプリントになる原因
自分でできる対策について
当院のシンスプリントに対する考え
最後に

~チェック~
・脛の下の方に痛みを感じる
・運動をすると脛が痛い
・脛の内側を押すと痛む
・ランニングやジャンプをする運動を多くする
このような人はひょっとするとシンスプリントかもしれません。

まずシンスプリントとはランニングやジャンプを繰り返すスポーツをした人はよく聞いたかもしれません。
いわゆるオーバーユース。
使い過ぎででてくる状態で別名、脛骨過労性(疲労性骨膜炎)と呼ばれます。使い過ぎなので過労や疲労などの言葉がでてきます。

痛みがでる場所とは?
運動している時や運動した後に脛骨(脛の骨の下1/3のところ)に痛みがでてきます。

痛くなるメカニズムとは?
ヒラメ筋や後脛骨筋、長指屈筋などは、走るときに地面を蹴ったりジャンプしたりするときによく使う筋肉で、ここが使い過ぎで柔軟性を失って脛の骨膜(骨を覆っている膜)を引っ張ってしまいます。
それによって炎症が起きてしまい痛みがでてきます。

シンスプリントになる原因は?
スポーツの初心者の人が急に走ったり運動したりするときによく起こります。

足が偏平足だったり、足が回内側だったりすると痛みを起こす後脛骨筋に、より負担がかかるので痛みが出やすいです。

足首が固い人やふくらはぎの筋肉が固い人、ふくらはぎの筋肉の不足も痛む原因です。
固いグランドやアスファルトなどでの練習など、足に衝撃が強くなるのも痛くなる原因です。
そしてすり減ったかかとの靴や、クッションの悪いシューズなどでの練習も痛みがでやすくなります。

自分でできる対策として

まずは『使い過ぎなので少し休む』これも大切なことです。
股関節、足首、アキレス腱を中心によくストレッチを行う
クッション性のよいシューズを選ぶ。
そしてアーチを支える足底板なども効果的です。

当院のシンスプリントの考えとは?

全体のバランスを整えるのは当然ですが特に足が回内側だったり、偏平足だったりは骨盤からの問題が関係するので、まずは骨盤、股関節、膝、足首の問題をチェックしていきます。

骨盤が前(反り腰)になると足首は回内しやすくなります。
そのあとでリンパの施術をします。
問題があるところにはリンパの流れが悪くなってきます。

当然ですがしっかりと流れを作るために、足のリンパの戻る左鎖骨のリンパを開いてから乳糜槽(ここは上半身と下半身のリンパをつなぐポイント)→膝の裏にある膝窩リンパ節→脛骨リンパ節と施術をしていきます。

次に前脛骨動脈の流れをよくしていきます
ランニングやジャンプの衝撃が続くと血液の流れが悪くなってきます。
足全体の動きがでたあとにリンパと動脈へのアプローチ、これが大切になります。

当院は全体のバランスをととのえるのに最適なDRTテクニックや股関節や足首など細かな問題的に最適な最新のストレインカウンター・ストレインを受けられる松戸で唯一の整体院です。

足の痛みでお困りの方はお気軽にご相談を!

ストレインカウンターストレイン国際セミナー

先日の10月11日~14日までの間はストレインカウンターストレインの

国際セミナーでした。

アメリカから来ていただいたゲーリングDOの講義でした。

ゲーリングDOはストレインカウンターストレインを創始した先生の

娘婿さんでまさに直系の先生です。

今回はただ単にテクニックの説明や練習だけでなく

生理学的、解剖学的に基づいたストレインカウンターストレインの理論を

しっかりと教えていただき本当に勉強になりました。

この国際セミナーは全6回のセミナーになっていて1年おきに続くので

合計で12年の壮大なセミナーになっています。

あと10年かかるわけですから今50歳の私が60歳で終わるわけです。

元気でいなければと思います。

今回はセミナーの最終日に受講者の代表であいさつさせてもらったりと

とても名誉なことまでさせていただき、本当にありがたかったです。

今回学んだことをしっかりと来院してくれる方たちに効果として

実感していただけるように頑張りたいと思います。

11月からはまた国内セミナーも始まりますから

しっかりと勉強を続けていきたいと思います。

上腕二頭筋&上腕二頭筋長頭腱炎とは?

巻き肩やスマートフォンをよく使う人要注意!?
上腕二頭筋長頭腱炎になっているかもしれません!


~目次~
上腕二頭筋について
上腕二頭筋長頭腱炎について
上腕二頭筋長頭腱炎かどうかのチェック方法
当院の施術の考え

~CHECK~
・肩の前の方が痛い
・腕を後ろへもっていくと痛い
・ズボンをはいたときに痛む
・肩の前が痛い
・エプロンのしめたりすると肩の前側が痛む

こんなことがある人は二頭筋長頭腱炎かもしれません。

上腕二頭筋とは

言わずと知れた力こぶを作る筋肉です。

筋トレなんかをして男らしい体になるにはこの筋肉は重要なんです。
二頭筋というのは筋肉のスタートが二つあるからです。
三頭筋といえばスタートが三つあるという意味です。

二頭筋のスタートは長頭と短頭に分かれています。
長頭は肩甲骨の関節上結節からスタートして、関節包内、上腕骨結節間溝を通って橈骨にくっつきます。

短頭は肩甲骨の烏口突起からスタートして、同じく橈骨につきます。
働きとして腕を曲げるのと回外(肘90度で固定して手のひらを上に向ける動き)多くのドアノブやねじが右回りに作られているのは、回外の時に上腕二頭筋の強い力が出る方が逆の動きよりも楽だからです。(Wikipediaより)

上腕二頭筋長頭腱炎とは

主に長頭に起こります。
図の①の筋肉です。②は短頭です。長頭は図で見てもわかるようにかなり長い腱です。
そしてかなり狭いところを通っています。

簡単に例えれば狭くごちゃごちゃした道を通るよりは広くて太い道を通る方が楽ですよね。
腱もそれと同じで狭いところを通る方が大変です。
とくにトンネルのような形の結節間溝のところで問題が起こります。
この部分を通る時に腱がこすれて炎症をおこしてしまうのです。

上腕二頭筋長頭腱炎かどうかのテスト法


ヤーガソンテスト
ひじを90度に曲げた状態で、手のひらを下に向けて腕を脇につけます。
そこから手のひらを上に向けるように力をいれます。
検査をする人はその力に抵抗します。
これで痛みがでると二頭筋長頭腱炎の可能性が高いです。

スピードテスト
手のひらを上に向けて、肘を伸ばした状態でバンザイをする形で腕を上にあげてもらいます。
それで検査する人は抵抗します。
それで痛みがでると二頭筋長頭腱炎の可能性が高いです。

どちらも座ってする検査で、痛みのでる場所は肩の前側の結節間溝の部分です。
しかし腕をよく使う運動をしても年齢を重ねても、上腕二頭筋長頭腱炎が起きる人、起きない人がいます。
痛みや問題が起きる人と起きない人の差はなんでしょう。
それはやはり体の使い方の癖や体のバランスが大きく関係しています。

施術の考え

上腕二頭筋長頭腱炎になりやすい人は巻き肩の人が多いです。
デスクワークやパソコンの作業が現代は多いので、かなりの人が猫背ぎみだと思います。
スマートフォンのやりすぎもよくないです。

猫背になると肩の位置が内側に巻いた感じになり巻肩となります。
さきほどもお伝えしたように、二頭筋の腱はかなり狭いところを通っています。
ただでさえ狭い場所を通っているのに、巻き肩で肩の位置が正常でなければより狭く通りにくくなってしまい、こすれて炎症が起きるのです。

猫背と巻き肩にアプローチすることが二頭筋長頭腱炎のポイントとなります。

上腕二頭筋腱炎は、どちかというと楽になるのに時間がかかるのが多いのですが、猫背と巻き肩の問題をなくし、肩が正しい位置にきて腱が滑らかに動くことで早い安定を目指していきます。

当院は猫背の改善に最適なDRTテクニックと、巻き肩などの細かな問題にアプローチする最新のストレイン・カウンターストレインテクニックを両方受けられる松戸でただひとつの整体院です。

肩の痛みでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

鵞足炎(がそくえん)について

鵞足炎ってご存知ですか?
もしかするとその痛み、鵞足炎かもしれません!

~目次~
鵞足とは
起きてしまう原因とは
当院の施術

こんな症状ありませんか?
・膝の内側が痛い
・走ったりすると膝の内側が痛む
・階段の上り下りで膝の内側が痛む
・運動した後膝の内側が痛む
靱帯に問題がないのにこのような痛みがあるときは鵞足炎かもしれません。
簡単に鵞足の説明です。


鵞足とは

縫工筋、薄筋、半腱様筋が腱となって膝の内側の脛骨に付着しているところのことをいいます。
おおよそ膝から3センチから5センチ下あたりです。
この3つの筋肉の集まる形状が、ガチョウの足の形に似ていることから鵞足と呼ばれています。
この鵞足の腱(骨にくっついているところやその下にある腱への衝撃を吸収してくれる滑液包)が、炎症を起こすことで鵞足炎となります。

起きてしまう原因として

膝の屈伸を繰り返すことで、鵞足と膝の内側の内側側副靭帯がこすれることで、炎症が起きることでおきます。

陸上の選手やサッカー選手に多く、ランニングで足を後ろに蹴りだしたときやサッカーのキックで蹴りだした足を減速させる時などの負担で、起こりやすくなります。

ウォーミングアップ不足や足に合っていない靴なども、状態を悪くする原因です。
また中高年の人では、肥満による体重の増加で鵞足への負担が増えて、急に長い距離を歩いたりすることでも炎症がおきてきたりします。

けれど激しい運動をしても体重が増加したとしても、痛みが出る人と出ない人がやはりいます。
それは体の癖やバランスが痛みに関わっているからです。

鵞足炎になりやすい人は足がX脚ぎみの人です。
X脚になってくると膝の内側にある鵞足の部分に負担が多くかかってきます。
引っ張られているような感じです。


さらにX脚組ぎみですと、運動するときに膝が内側に入り足先が外を向くknee in toe outという状態となってしまい、膝の内側に問題が起きやすくなります。
この状態で運動をしていたり長時間歩いたりすると、膝の内側が痛くなってきます。

X脚ぎみの状態を変化させることが鵞足炎でのポイントになってきます。

当院の施術としては

X脚ぎみの人は骨盤が前傾気味になりやすいので、まずそれを調べていきます。
それとともに膝が内側に入ったりする人は、回内足といって偏平足ぎみの人が多いので、回内足を落ち着かせていくことをしていきます。

この回内足の人は靴の内側が減りやすいという特徴があります。

膝の内側が痛いのですが、本当の問題点は骨盤の前傾状態と足首の回内足の状態だったりしていきます。

この場合膝だけ見ても、あまりよい結果はでてこないでしょう。
どこを施術するかで結果は大きく違います。

当院は骨盤と背骨の動きを正常化するのに最適なDRTテクニックと、足首の回内足や細かな問題にアプローチするのに優れた最新のストレイン・カウンターストレインテクニックを受けられる松戸で唯一の整体院です。

膝の痛みでお悩みの方はお気軽にご相談ください。