上腕二頭筋は肩こりに関わりやすい


肩が重い
肩がスッキリしない
腕がだるい
腕が重い感じがする
こんな感じに関わっていることが多い、上腕二頭筋のお話です。

ストレッチなどをすることで肩のスッキリに役立つかもしれません。


まずは簡単な上腕二頭筋の場所と役割です。

上腕二頭筋はアメリカのアニメのポパイやボディビルの人がやるように力こぶをつくる筋肉です。

働き
肘を曲げるのが主な働きで、荷物を持ったりするときによく使われます。
あとはドアを開けるときのドアノブを回す動きで働いています。

ついている場所
起始部、短頭は烏口突起、長頭は肩甲骨の関節上結節、停止部、頭骨粗面と上腕二頭筋腱膜、支配神経は筋皮神経。


なぜ上腕二頭筋にコリがでたりするのか?

デスクワークをしたりスマートフォンを使ったり、荷物を持ったりすることが私たちの生活にはとても多いです。
その時に肘が曲がっていることが多いのです。

つまり上腕二頭筋はいつも縮んでいることが多いのです。

腕をピンと伸ばしてパソコンやスマートフォンをすることはないのですからね。
いつも曲がって縮んでいると筋肉は固くなり伸びにくくなってきたりします。
それがコリやハリの原因となります。

肩や首との関連としては上腕二頭筋は肩口から肘まで伸びている筋肉なので、そこが縮んで縮んで固くなるとまき肩になりやすくなったりします。
それが肩や首の嫌な感じをだしたりする原因となります。


自分でできることとしては「ストレッチ」

いつも縮んでいる筋肉は伸ばすことで動きやすくなります。
ストレッチの動画などはYOUTUBEなどで調べるとたくさん出てくるのでそれを見てやるとよいでしょう。


まとめ

上腕二頭筋はパソコンやスマートフォン、荷物を持ったりなのでいつも縮んでいる。なので筋肉が縮んでしまい固くなり、肩口についているのでまき肩などの問題になりやすく、肩や首の嫌な感じを出しやすくするのです。


当院の施術としては、当院では肩や首のコリ、またはハリなどは前後のバランスの崩れだと考えています。

多くのとこでは肩こりや首のハリなどは背中、首を中心に施術すると思います。
当院は背中ではなく胸側の前側にある、上腕二頭筋や大胸筋、小胸筋などをしっかりと施術します。

前後のバランスをしっかりと整えることで状態はスッキリしてきます。
肩や首の嫌な感じで背中しか施術されたことのない方はぜひお試しください。

大胸筋は肩のコリやハリにつながりやすい


頭がスッキリしない
重く凝った感じがする
このような肩の嫌な感じは日本人の半数以上が経験しています。
これに深くかかわっているのが大胸筋です。
大胸筋はまき肩のもとになりやすく、その結果肩の凝りやハリのイヤな感じを出してきます。
ここではそのメカニズムと対処方法を書いていきます。


まずは大胸筋の簡単な解剖から。
大胸筋(上部中部下部の3つにわけられる)起始部、上部鎖骨の内側二分の一、中部第一から第六肋軟骨、下部腹直筋鞘前葉、上腕骨の大結節稜、支配神経は内外側胸筋神経(C5~C8)とT1


なぜ肩こりのポイントとなるのか
私たちの日常は手や腕はほとんど前で使われているので腕や手を後ろにやる動作はほとんどありません。
先ほどの解剖で書いたように大胸筋は上腕骨の前の方についているので、いつも前に引っ張られていて縮んだ状態になっています。
なので縮んで固くなってしまうので、肩をまき肩の状態にしてしまうのです。


まき肩になるとどうなるのか
肩がまき肩になってくると背中側の筋肉はずっと伸ばされっぱなしとなり、動きや循環が悪くなり、コリやハリの問題が出てきやすくなります。
まき肩になると丸まった姿勢が癖になりやすくなり、気が付かないうちに背中が丸くなる猫背が普通の姿勢になってしまいます。

このようにならないために
肩を外回しにする運動をする
そうすると胸が開いて呼吸もしやすくなります。


大胸筋のストレッチをする
このストレッチはYouTubeなどにたくさんのっているので見るとよいと思います。


まとめ
肩のコリやスッキリしないいやな感じは背中側の筋肉に出ますが、実は大きな問題は胸側の筋肉に多くあります。
腕側の縮んだ筋肉が背中側の筋肉を引っ張ってしまい、これがコリやハリなどの困りごとを起こすのです。

当院では


肩や背中の問題でもしっかり縮んでいる腕側にアプローチをしていきます。
前後のバランスが大切だからです。
いつも背中側ばかりの施術で肩や背中がスッキリしない方はぜひ一度お試しください。