骨盤の後傾について

骨盤の後傾とは?

よくある骨盤の問題です。
前傾と後傾があり、ここでは後傾についてです。
骨盤の後傾とは骨盤がうしろに傾いて腰が丸くなってしまった状態です。
腰は基本的に軽く前に沿っているのが正しいので、逆のかたちになっているようなものです。
こちらは女性よりも男性に多く見られます。

自分でチェックする方法としては、壁にかかとお尻、後頭部をしっかりつけます。
それで腰のところに手が入らないようであれば後傾している可能性が高いと言われています。

後傾してしまう原因としては?

後傾してしまう原因としては、まずは座っている姿勢の問題です。
椅子やソファーに浅く座って、背もたれによりかかっていると、骨盤がうしろに傾くのでそれで後傾していってしまいます。
あぐらなども腰が丸まるのでよくないです。
次に前後の筋力のバランスの問題です。
後傾型の人の縮んだり固くなっている筋肉は、腿の裏のハムストレング筋、大殿筋、腹筋全般、弱化している筋肉は腸腰筋、大腿直筋、脊柱起立筋です。

起こる症状とは?

後傾で起こる症状としては腰痛、ストレートネックや肩こり、首の痛み。
骨盤の後傾なのにストレートネックと思いますが、骨盤が後傾すると重心が後ろになります。
後ろになった重心のバランスをとるために背中が丸くなり、猫背になり、顎が前に出た状態になり、ストレートネックの原因になってきます。
その影響で肩こりや首の痛みもでてきます。

次に膝の痛みです。骨盤が後傾していくと体の構造上、膝がまがりやすくなってしまいます。
膝は曲がった状態だと不安定になるので、50代以降の女性に多く見られる変形性膝関節症の原因にもなってきます。

当院の施術方法について

施術としては丸まってしまった姿勢を改善したいので、腸骨腸腰筋や骨盤の周囲、丸くなってしまっている胸椎、腿の裏のハムストレングなどにアプローチをします。
個人的には腸腰筋と腰方形筋、ハムストリング筋は、かなりカギになる役割をしているので大切だと感じています。

自分でできる対策と日頃気をつけることとは?


セルフのメンテナンスとしては、固くなっているハムストリング筋をストレッチすることがよいと思います。
それとうまく働いていない、腸腰筋のトレーニングが必要です。
あとは座っているときに、骨盤をたてて座ることを意識することがとても大切になってきます。
骨盤の後傾は、猫背や首の問題から膝や腰まで全身の問題を起こすベースになってきます。
そのほとんどが日常の座り方などからでてくるので、日頃から座る姿勢を意識することが大切です。

反り腰~前傾~

よくある骨盤の問題

よくある骨盤の問題として前傾と後傾が有ります。
女性の6割から7割が前傾ぎみの反り腰だと言われています。
自分でチェックする方法としては壁にかかとお尻、後頭部をしっかりさせます。それで腰のところに拳が横に入る状態であれば、腰が反っている状態で、骨盤が前傾している可能性が大きいと言えます。
てのひらが入らなければ後傾という形で、指先を曲げたねこの手が入るのがよい状態と言われています。

前傾の原因とは?
       
前傾を起こしてしまう原因としては、高いヒールをはいたりすることも原因のひとつです。
つま先立ちになったような姿勢になるので、反り腰になりやすくなります。
またうつぶせの状態を長く続けるのも、腰が反るのでよくありません。
長時間のデスクワークや体をまるめたような姿勢の長時間の座った姿勢も、腸腰筋という筋肉がうまく働かなくなってしまうので、よくありません。
前後の筋肉のバランスの悪さもあります。
骨盤が前傾で反り腰の人の緊張している筋肉は、腸腰筋(お腹の奥の筋肉)大腿直筋(腿の前の筋肉)大腿筋膜張筋(腿の外側の筋肉)脊柱起立筋(腰のところ)です。
逆に弱くなってしまっている筋肉は、腹筋の全般とハムストリング筋(腿のうしろの筋肉)大殿筋(お尻の筋肉)この前後の筋肉のバランスの悪さは反り腰ととても関連が強いです。

どんな症状?
      

起こる症状と言えば、腰痛、ポッコリお腹、太ももの外側が張り出てくる、太ももの前側の張り、骨盤が前傾することで股関節が内旋(内股)になるので、膝、股関節の問題などがでてきます。
股関節に問題を起こすということで、脚の付け根(そけいぶ)に問題がでてきて血液の循環や、リンパの流れも悪くなるので、下半身の冷えやむくみの原因にもなってきます。

起きる症状としては脚が太く見えたり、下腹がポコッと出てしまったり、お尻の筋肉が弱いのでお尻が垂れ下がった感じになったりと、スタイル的な問題も多いのですが骨盤が前傾することで、前後のバランスが崩れるので運動連鎖というもので、股関節、膝、足首にまで問題がでます。
それによって肩コリ、首の痛みなどの体に問題を起こすベースになってしまいます。

当院の施術方法

当院の施術としては、反り腰だけで来院する人はほとんどいらっしゃらないので、腰痛や、肩、首、膝などの問題で来院する人がほとんどです。
体全体を見ている中で前傾していれば、緊張している前側、腸腰筋や、大腿四頭筋、大腿筋膜張筋などを緩めておきます。

仰向けで施術前は腰に手が楽に入ったのが、施術後には手があまり入らなくなったりする人も多いので、改善の目安になり、本人にもわかりやすいのでとてもおもしろいです。

自分でできる対策とは?

自分でできるストレッチとしては腸腰筋のストレッチ、大腿四頭筋のストレッチなどがあげられます。
体操としてはバックブリッチなどの運動があります。
こちらはお尻やハムストリング筋、弱化しているところを鍛えることができます。

 

腰椎すべり症とは

腰椎すべり症とは?

すべり症には大きく分けて二つの種類があります。
腰椎分離すべり症と腰椎変性すべり症です。
腰椎分離すべり症は、背骨をひとつひとつ繋げている部分が折れて分離してしまっていることを言います。
中高生などの若い人に多く見られます。
原因としてはスポーツなどで腰をそったり捻ったりを繰り返すことで、疲労骨折してしまうことで起こることが多いです。
腰椎の5番でよく起こります。
これは身体のバランスの問題で起こることではないので、当院としてはお手伝いできることがありません。
レントゲンやMRIをしっかりと撮ってコルセットや安静にすることで改善することがとても多いです。

次に腰変性すべり症です。
この症状は腰椎が前後にズレてしまうものです。
まれに横や後方にズレる場合もありますが、ほとんどの場合は前方にズレていきます。
40代から50代の女性に多くみられます。
閉経との関係も指摘されています。腰椎の4番目でよく起こります。

症状が起きる原因とは?

ハッキリとした原因は不明なのですが、椎間板の老化やその周囲の靭帯や腰椎を安定して支えている組織が変性して骨の分離はないのですが前方に滑ってズレていきます。
次に筋力の低下も原因として考えられます。
お腹周りの筋肉はやはり年齢とともに衰えやすいです。
どうしてもお腹が出っ張ってきてしまいます。

お腹には本来は自前のコルセットの役割をする筋肉があります。
前側を支える腹横筋、下側を支える骨盤底筋、後ろを支える多裂筋、情報を上側を支える横隔膜、これらがしっかりとした形であることで腹圧が高められます。
腹圧で内側から背骨を支えてくれています。
年齢とともに筋力が落ちることで内側から腰を支える力が弱くなり、腰が不安定になり変性を起こしやすくなります。

変性すべり症は、簡単に言えば腰の骨を支えているものが弱くなって不安定になった結果、正常ではない状態になりズレるということです。

症状について

座ったりしているときの安静時には痛みがないのが特徴です。
この症状には間欠跛行(かんけつはこう)という脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)に似た症状もでます。

長時間の歩行で痛みが出てきて身体を丸めて休むことで改善してまた歩くことができます。

そしてよく起こる場所が、腰の骨の四番目なのでそこには馬尾神経という排尿や排便をコントロールする神経もあるので、ここに問題が起きると膀胱直腸障害と言います。

また会陰部障害と言って、脚の付け根や陰部の部分にかけてほてりや知覚的な障害も出ます。
この間欠跛行や100メートルぐらいで歩けなくなってしまったり、膀胱直腸障害や会陰障害の場合は手術が必要だと考えられます。

当院での施術について

変性を起こし滑っているところを直接改善できるのは手術のみなので、周囲の問題を改善して滑りを起こしているところの
負担を軽減させ、状態を安定させることを考えて行っていきます。

すべり症があるということは、骨盤の前傾があって腰が反ってしまった状態が考えられるので、まずそこにかかわる腸腰筋や大腿筋膜張筋などにアプローチしていきます。
その後胸椎の12番目や腰の1番目、2番目、3番目、5番目の骨の問題を起こして動きにくくなっているところを動かしていきます。

股関節の周囲の動きも改善させていきます。周りを動きやすくすることで問題の部分を楽にさせていきます。
また胸椎の動きもしっかりとつけていきます。
身体を捻る動きは胸椎、胸郭と言われるところがメインで動くので、ここの動きが悪いと腰に負担がきてしまいます。

施術の手順について簡単に言えば、骨盤が前傾して、腰が前にそっていて滑りやすくなっているので、まずそれを改善し、関連のある胸椎、腰椎、股関節などの動きをよくして問題の部分に楽をさせて、痛みを軽減させることを目的としていきます。

肩が痛いから肩、腰が痛いから腰、のように痛い部分だけを考えるのではなく、身体全体を見て、まず原因を見つけ身体が自由に動いて負担が偏らないようにして、自己で治る力が最大限にすることが当院の考えです。

椎間板ヘルニア

椎間板とは?

背骨は首の骨が7個、胸の骨が12個、腰の骨が5個、全部で24個の骨でできています。
骨が直接重なっているわけではなく、それぞれの骨の間に椎間板というクッションがあります。
それによって背骨にかかる重力や衝撃を吸収してくれています。
それが首で6個、胸で12個、腰の骨で5個、合わせて23個あります。

椎間板の構造としては、椎間板の中心部に水を多く含んだゼラチンのような髄核があります。その周囲を線維輪というコラーゲンを含んだとても強い構造物で囲まれている形をしています。

椎間板ヘルニアとは?

ヘルニアとは脱出という意味で椎間板が脱出、つまり突出しているということです。
それで神経を圧迫したりして痛みなどがでることなどを言います。
椎間板というのは、線維輪と髄核というものからできていて、線維輪は固い素質で、髄核はゲル状、すごく液体っぽい形をしていて、簡単に言うとあんぱんとか大福にたとえられて、前のほうが押しつぶされることによって、中身のあんこの髄核の部分が後ろの固い部分を突き破ってしまって、それが神経に当たって痛みやしびれを出すのが椎間板ヘルニアという症状です。

椎間板ヘルニアが起こる理由は?

まず線維輪の老化と椎間板への圧力です。
20代ぐらいになると少しずつ線維輪にキズやしわのようなものができてきます。
それでもその中にある髄核はまだ水分をたくさん含んでいるので何か椎間板自体に強い圧力が加わると、ひび割れたキズのある線維輪から髄核がでてしまって
ヘルニア、髄核の脱出といいう形になります。
もうひとつの理由としては、姿勢が関係しています。
ヘルニアには姿勢が大きくかかわってきます。
ヘルニアのほとんどは後ろ側に飛び出てきます。それがなぜかといえば常に椎間板の前の部分を潰している姿勢が普段から多いからです。
つまり丸まった前景の姿勢が多いのです。
腰の場合なのですが、椎間板にかかる圧力は立っているときを100とすると、立って中腰の状態になると150も圧力となり、座っている状態で140の圧力、そして座って前傾すると185の圧力となります。
丸まった姿勢で座っているときに一番椎間板に強い圧力が加わるのです。いかに普段座っている姿勢が大切かわかると思います。

人は立っている時間よりも座っている時間の方がずっと長いんです。
例えばいつもやわらかいソファーに腰を丸めた状態で座っていたり、仕事上のパソコンで背中や首を丸め、全体を丸めて座っていたり、床に座ってゲームやスマホを
身体を丸めてやっていたりすると、ほとんどの状況で身体は座って前傾の姿勢が多いのです。
一番椎間板に圧力がかかる状態を知らないうちに常にしてしまっているのです。
その状況で老化した繊維輪から髄核が後方に押し出される状況を多くつくっています。

整体院ならではの椎間板ヘルニア対策

椎間板の飛び出てヘルニアになったところをひっこめるのは、手術以外では実際に難しいこととなっています。
けれどヘルニアになる原因は椎間板に過剰な圧力が加わるからなので、その圧力を軽減させることで、痛みや痺れの状況を改善することは可能だと考えます。
ヘルニアになる場所は好発部位、よく起こるところとかハッキリあります。
腰の骨で言えば腰椎の4番目と5番目。首の骨で言えば頸椎の5番目、6番目、7番目です。そこは構造的に椎間板に負担が大きく加わるところです。

ではなぜ壊れるほどの過剰な圧力が加わってしまうのでしょう。
原因はほとんどが、その周りの筋肉や関節の動きが悪い結果、そこに過剰な負担が加わることが多いです。
腰で言えば他の腰椎などや骨盤周囲の筋肉、股関節の動きの悪さが多く見られます。
頸椎の場合では背中の周りの猫背や肩甲骨の動き、もしくはその周囲の筋肉の問題が多くあります。
その結果椎間板に問題を起こす結果となるのです。

骨盤の状態をチェックして、股関節の動きを改善させることで、腰の負担をいかに軽くするかで、それによってヘルニアはまだ残っているのですが、痛みの軽減ということは可能ということが多いので、ターゲットとして、ヘルニアを狙うわけじゃないんですが、結果として痛みの軽減を狙うということにはなってきます。

原因を考える

ヘルニアの部分は結果であって、原因はそこの部分に過剰な圧力が加わってしまう体のバランスにあります。
椎間板にかかる正常な圧力が1だとして、今過剰な圧力が10かかっていたとします。
周囲の体のバランスをとり、動きやすくすることで圧力が10減れば通常の1に戻ります。そのような状況になれば、悪くなったヘルニアの部分は楽ができて痛みや痺れの軽減の変化は起きる可能性はとても大きいです。

個人的な考えとしては

手術でヘルニアの部分を取り除いたとしても、そのヘルニアになったところに過剰な圧力が加わる体のバランスのままであれば、いずれまたそのところに違う痛みの原因が発生すると考えます。
例えば風邪のひきやすい人に薬を与えて治すのはよいのですが、風邪をひく原因がその人が裸という状況であれば服を着せなければ風邪をひくことは変わりはありません。
原因を追究することが大切なのです。
痛みの部分に注目するのはとても大切なのですが、そこは結果として痛みが出る場合が多いのです。
身体を全体として見てなぜそこが痛くなったのか、それを考えることを当院は真っ先に考えています。

五十肩の痛み

五十肩とは

40代で50代でよく起こるので四十肩、五十肩と呼ばれますが、正式には肩関節周囲炎といいます。

起こる原因とは?


なぜ起こるのかははっきりとした原因は正直わかっていないのが実際のところです。
肩は非常に自由に動きとても動かしやすい関節です。
ですがそのかわりに肩の関節はそれだけ緩い関節でもあるわけです。
しっかりはまった関節であれば、自由度がやはり少し落ちてしまいます。
その緩い関節を補強するために筋肉や関節包や関節唇というものが発達しています。
その筋肉の中でも回旋筋腱板(かいせんきんけんばん)と呼ばれるものに問題が起きやすいです。
棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょくかきん)、肩甲下筋、小円筋、この4つが回旋筋腱板と呼ばれていて肩を関節に、しっかりとくっ付けておく役割をはたしています。
ローテーターカフとも言われています。
この筋肉は肩の割と狭いところを、通ったりしているので、酷使によって炎症や損傷をよく起こします。
それによって四十肩、五十肩の痛みがでてきたりします。
またその狭いところを通る筋肉の腱がなめらかに動くように滑液包というものがあり、これも酷使によって炎症を起こしたりして、四十肩、五十肩の痛みをよく出します。

症状種類について


五十肩は症状の状態からおおよそ三つの時期に分けられています。
まず一つは急性期。
急性期は二週間から一か月くらいで強い痛みがあります。
たとえば、夜寝ていても寝返りで目が覚めるようなこともあります。
寝ているときに、腕をどこにおいていいのかわからないような感じという人もいます。
次に慢性期と呼ばれるものです。
強い痛みはなくなってきますが、まだ痛みはあり、肩の動きに制限があります。
おおよそこれが6か月から8か月程度つついてきます。
その次が回復期です。このころになるとほとんど痛みはなくなって可動制限が残っています。
痛みがないので、自然に動かしているうちに稼働域が回復していく場合が多いです。
これが約一年くらいと言われています。
おおまかにいうと五十肩はこのような感じです。

五十肩のような症状でも気をつけなければならないのものがある!?


頸椎から起こる変形性頚椎症などの症状でも肩に問題が出てきます。
こちらも四十肩、五十肩のような症状を出す場合があります。
石灰沈着性腱板炎、これは回旋腱板にリン酸カルシウムがつくことによって起こる急性の炎症です。
また肩の激痛があまりにも長く続く場合には、肩の回旋腱板の断裂も可能性として考えられます。
肩の狭いところを通る鍵板は酷使をしていると、自然と断裂してしまう場合があります。
これも五十肩によく似たような症状を出しますので、一度はレントゲン及びMRIのチェックをおすすめする場合もあります。

当院の五十肩の改善方法とは?


まずは体幹を整えるということを一番に考えてやっていきます。
家が傾いていると仮定したら、窓や扉をいじっても意味がないのとまったく同じで、まず体の幹である体幹が曲がっていたりしていれば、肩を触ってもすぐに戻ってしまい、あまり効果を出すことができません。
五十肩や四十肩の人の多くは、体幹が丸くなっている人が多いです。身体が丸くなってくると、肩がまき肩のような症状になる場合がとても多いです。
そうなってくると、肩甲骨の動きも制限を受けて動きが悪くなってきます。
肩を動かすときには、肩甲骨や肋骨が協力して動いています。肩は肩甲骨と上腕骨と骨でできているので肩甲上腕関節と言われています。
肩甲骨が動かないで、肩のうでの骨ばかり動いていると、肩の一部に大変大きな負担がかかり、さきほどいったような回旋腱板に余計な負担がかかっていく場合がとても多くあります。
その状態が何年の期間になっていくと、鍵板に大きい不具合ができてしまい、四十肩や五十肩の原因のベースになっていく場合が多く考えられています。
まずはとにかく、体幹がまっすぐになるように整えていきます。その後回旋鍵の四つの中で問題を起こしているところを緩めていって、肩甲骨周囲の筋肉
の菱形筋(りょうけんきん)や前鋸筋(ぜんきょきん)などにアプローチしてその後、肋骨の動きがなければ、肋骨に動きを付けていきます。
その後四十肩、五十肩は長期にわたる問題の結果で起きている場合が多いので、循環がとても悪くなっている場合がとても多いです。

やはり、リンパをしっかりと整えることは大変重要なことだと思います。リンパは身体からでている老廃物をながしてくれたりする、下水のようなものですから。
下水の流れが悪いと悪いものが溜まりやすく、回復がとてもおそくなりやすいのでしっかりと直接アプローチして、循環を改善させていきます。
肩周囲には四代リンパ節といわれるもののうち、頸部リンパ節と腋窩リンパ節があり、鎖骨にある鎖骨下静脈は、リンパの最終的な出口ですので
肩回りの問題には、こちらを操作することが大変重要になってきます。
とにかく当院の考えとしては、身体を部分としてみるのではなく全体を見て、まず身体が体幹を整え動きやすい体の状態を作ってあげて、身体を自分で改善する力が最大に出るように
していくのが当院の治療の考えです。