膝の痛み

膝の痛みで来院している患者様の話です。

膝が痛くてしゃがむのがつらいとの事でした。

お風呂などではしゃがんだりできて、歩いたりするのもわりと平気なので

膝の動きのチェックをしてもそれほど大きな問題はない感じでした。

わりと編み物などが好きな方なので、背中がかなり動きが硬く猫背気味

股関節やお腹の奥の筋肉も硬い感じがしました。

体が前傾気味で丸くなってしまっていて膝に負担が出て

その結果膝が痛くなっている感じの印象です。

体が丸くなってしまうと膝がちょっと伸びづらくなってしまって

膝自体はそれほど大きな問題がなくても膝に痛みを感じる方もいます。

太ももの筋肉が硬くなって問題が起きたりします。

お尻周りをゆるめて股関節まわりを動きやすくして、お腹の奥の筋肉をゆるめて

足全体を動きやすくしました。

背中の猫背気味の所に動きを付けていって前傾気味の身体を解消。

DRTを使って背骨の全体の調整をして動いてもらうと

a膝痛1a膝痛

結構しっかりと膝が曲がるようになって痛みもかなり改善しました。

多少膝の問題もありましたが、ほとんどはそのほかの問題でした。

結果として膝が痛むだけで、原因は他に有ったようです。

痛い所だけではなく全体を必ず診る考え方です。

本当に体は全体が協力をして動いているのだと感じます。

 

腰痛の定期検診

腰痛で来院している患者さんです。

この患者さんは最初は腰の中央部の痛みと違和感で来院しました。

もう9年前から来院しています。

もう既に腰の痛みは出ることはほとんどないのですが

地道に1~2か月に1回は定期的に来院して頂いています。

とりあえずビフォアーアフターをと思い写真を撮ったのですが

a後屈1 a後屈6

もう腰痛はないので思いっきり体をそらせたのでハッキリとは出ていないですが

施術前は胸椎の所が丸くて固いのか腰からそっている感じがします。

施術後は胸椎の前すべりが出ているので全体にそれている感じが。

腰もこの方が楽にそれると言ってくださいました。

胸椎はやはり猫背になりやすいので固くなりやすく、問題が起こりやすいです。

DRTテクニックは胸椎の動きを重要視してキッチリと動きを付けられるので

体のバランスが取れるので本当にありがたいです。

腰の痛みも背中の丸みからおこることもたくさんあります。

背骨を全体から調整することは体の調和を保つのに大切だと感じます。

定期検診の患者様に喜んでもらえるようにこれからも精進しなければです。

坐骨で座りましょう

身体に良い座り方の話です。

坐骨は座る骨と書きますね、そのものずばり座るためにある骨です。

ここで座るように体は設計されているわけです。

ここで座っていれば体にとっては負担は少なくなります。

けれども姿勢の悪い人ほど、仙骨という骨で座っている人が多いです。

浅く腰掛けて背もたれに寄りかかったり、やわらかいソファーに座ると

坐骨ではなく仙骨で座ってしまうことが多くなります。

ここは座るために作られた場所ではないのでここで座ると

体にとってはかなりの負担になり、姿勢が悪くなる原因になることが多いです。

a背骨1a坐骨2

良い姿勢で座ると赤い丸で囲ってある坐骨で座れています。

これが良い座り方です。

a悪い姿勢a仙骨1

寄りかかったり悪い姿勢で座ると、赤く囲ってある仙骨で座ってしまいます。

これは体に負担になる座り方です。

a骨盤

骨盤の中でも仙骨の上に背骨はのっています。

ここに負担がかかると背骨の状態が悪くなってしまいます。

仙人の骨と書いて仙骨ですからね、扱いは丁寧にしないとです。

坐骨で座る習慣を身に着けていきたいものです。

座り方ひとつで身体のバランスや調子は変わってきます

自分で身体を壊さないように気を付けていきましょう。