頸椎のヘルニアについて


頸椎のヘルニア・・・つらい痛みを我慢していませんか?


最近肩こりがひどい、首が痛む、腕がだるい、スマートフォンをよくやる、パソコンなどの作業が長い、首の調子が悪い、手が痺れたりする、そんな状態がよくある人は
頸椎のヘルニアの予備軍かもしれません。


~目次~
頸椎のヘルニアとは?
ヘルニアになる原因とは?

頸椎ヘルニアに対しての当院の施術とは?


頸椎のヘルニアとは?

頸椎は7コあります。その間にクッションの役割をする椎間板がはいっています。
椎間板は外側の線維輪と中にはいっているゼリー状の髄核からできています。
例えれば、おまんじゅうのようなものです。
皮の部分が線維輪で、髄核があんこのような感じです。
この椎間板が何かしらの理由で、繊維輪から髄核が飛び出て神経を圧迫していることで、さまざまな問題を出すのが頸椎ヘルニアということです。

あんこが飛び出たおまんじゅうをイメージしてください。
頸椎のヘルニアとよく似た問題を起こす、頸椎症というのもありますが、こちらは椎間板の問題ではなく首の骨の変形なので、ここでは説明をしません。
頸椎のヘルニアで出る問題としては、肩こり、首の痛み、背中の痛み、手の痺れ、腕のだるさ、そして頭痛やめまいや耳鳴りも関連があります。
また頸椎のヘルニアはひどくなってくると、上半身の問題だけでなく、下半身にも問題を起こします。
足のつっぱりや歩行の問題、排尿の問題などです。

ヘルニアになる原因とは?

ヘルニアになる原因としては、寝ながら枕を高くして、首を曲げた状態でテレビなどをみたりすることや、仕事での長時間のパソコン作業、スマートフォンのやりすぎなど長時間の下を向く姿勢から起こります。いつも下を向いていることで、頸椎の椎間板の前方がつぶれた状態となり、髄核がうしろに押し出されてしまって、ヘルニアになるのです。おまんじゅうの前をつぶせば、あんこは後ろに飛び出します。そのイメージです。
そして注目すべき点は、頸椎のヘルニアは20代~30代の若い世代でよく起こるという点です。
若い人たちの首のコリや痛みは、放っておけばよくなると考えがちですが、その先にはやっかいな頸椎ヘルニアになる可能性があるのです。

頸椎ヘルニアに対しての当院の施術とは?

ヘルニアの部分の負担を減らす。これが最大のポイントです。
起きてしまったヘルニアは、手術以外では取り除くことができません。
しかし負担を減らすことは可能です。

ヘルニアの部分の負担が減ることで、痛みや不快な状態は改善します。
頸椎ヘルニアだからといって、首だけみるということはしません。
頸椎ヘルニアの人は腰も丸い人が多く、かつ猫背気味の人がとても多いです。
つまり体全体が丸くなってしまってる人が多いということです。

腰からはじめて猫背の状態を改善する事で、丸くなった体が伸びるようになり、首の筋肉の緊張が軽減し、首が動きやすい状態を作っていきます。
この結果、頸椎のヘルニアの部分の負担が減り、様々な問題が楽になってきます。
首の原因や首だけの施術で効果が出ない人は、問題への負担を減らすことで変化がでてくる可能性はとても高いです。
20代や30代のしつこい首の痛みや肩こりは、頸椎ヘルニアの入り口です。
やっかいな頸椎のヘルニアになる前に、あまく考えないで早めの対処をおすすめします。

ストレートネックについて


イライラ・不眠・ストレスが溜まって取れない・・・
もしかするとストレートネックの可能性かもしれません!


~目次~
ストレートネックとは?
起きる原因とは?
身体で起きる症状としては?



ストレートネックとは?

背骨は、重力や重たい頭を支えるためにS字に湾曲しています。
首は軽く前に沿って、胸は軽く後ろに沿っていて、腰は前に沿っています。
それらの緩やかなカーブは、重力や重たい頭のサスペンションの役割をしています。
その首の部分のカーブの部分がなくなってしまって、真っすぐになっているものがストレートネックです。
頭は5~6キロあります。その頭の重さをうまく分散させられないので、筋肉がそれを補うために疲労して問題をおこしてきます。

起きる原因とは?

原因としては悪い姿勢から起こります。
スマートフォンのやりすぎや仕事やプライベートでの長時間の操作などが代表的です。
少し考えてみてください。日常で首を上に向ける動作は思い浮かばないと思います。
あるとしたら、うがいをする時ぐらいかもしれません。
下を向くことが多いので首の前湾がなくなって結果ストレートネックになるのです。
普段それぐらい下を向いていることが多いのです。

身体で起きる症状としては?

頭痛、首のコリ、肩のコリ、手の痺れ、首の痛み、顔のむくみ、手のむくみ、めまい、イライラ、不眠、眠りが浅い、など様々な症状が起きてきます。
身体におこる症状以外では、仕事のクオリティーがいまひとつあがらない、仕事のやる気がでてこない、プライベートでもやる気がでない。
人間関係でのストレスが溜まってとれないなどがでてきます。

体以外のものまでそのような状態が起こってしまうわけとしては、ストレートネックでのイライラや不眠、クオリティーの低い浅い眠り、頭痛や肩こりなどの体調の悪さが大いに関係してきます。
身体のコンディションが悪い時に、やる気がでるでしょうか?
肩こりや頭痛がひどい時に、素敵な笑顔になれるでしょうか?
身体のコンディションは、メンタル面や人間関係、仕事にもおおいに影響してしまいます。

当院での施術としては

ストレートネックだからといって、首だけをみることはしません。
ストレートネックは結果であって原因はほ他にあることが多いです。
ストレートネックの体の人はたいてい丸まっていて、とくに座るときに癖がついており、腰も丸くなっている人が多いです。

腰からスタートして、背中、首と癖を取っていって、体がまっすぐになれるようにしていきます。
まっすぐになってくると、しっかりとした不快呼吸ができるようになります。
呼吸が浅いと疲労は取れず、全身の循環にも悪影響が及びます。
さらにリンパにもアプローチをします。

鎖骨のリンパ、腋窩のリンパ、頸部のリンパをしっかりと流します。
首や肩に問題のある人は顔のむくみや、手のむくみなどがある人がとても多いです。
むくみなどは美容の大敵です。
エステなどでのリンパマッサージが一時的なものなのは、ストレートネックなどの首の問題を解消していないからかもしれません。

当院の体を全体から見た腰からのストレートネックへの施術と、リンパへの施術は両方の問題にしっかりとアプローチをするので、一時的でない効果が期待できます。
ストレートネックを解消して、深くて質の高い眠りを得ることで、肩や首のコリ、頭痛を解消し、リンパの循環のよいすっきりした顔になれば、体調がよくなり、仕事にもヤル気がでて、人間関係にもよい変化がでてきます。
ストレートネックは体だけでなくさまざな問題の原因になりえます。
首などの症状で気になることがあればお気軽にご相談ください!

頚椎症(けいついしょう)について


なかなかとれない首の痛みやだるさ、痺れ、放っておいてませんか?


なかなかとれない首の痛みやだるさがある
背中や肩甲骨が痛むだるい
肩こりがとれない
手が痺れたりする
こんな感じがある人は頚椎症か、その予備軍かもしれません。


~目次~

頚椎症とは
頚椎症の種類について
頚椎症神経根症の症状とは?
頚椎症性脊髄症の症状とは?
起きる原因とは?
当院の施術の考えとは?


頚椎症とは?

頚椎は7つあって、その間に椎間板というクッションが入っています。
実は椎間板は20歳を過ぎた頃から老化がはじまります。
割と早く老化するのです。ひび割れたり、水分が失われて潰れてきます。
椎間板の老化による変化でクッションが正常に働かないので首の骨そのものにも通常よりも強いストレスがかかってきます。

その結果首の骨に、骨のとげ、骨棘(こつきょく)が作られます。
さらにその周囲の靭帯も影響をうけて肥厚してきたりします。
この椎間板の変化、骨棘 靭帯の肥厚の3つの原因で、神経が圧迫されて問題がおきるのが頚椎症です。

頚椎症の種類について

頚椎症には二種類あります。頚椎症神経根症(けいついしょうしんけいこんしょう)と頚椎症性脊髄症(けいついしょうせいせきずいしょう)です。

頚椎症神経根症の症状とは?

頚椎症神経根症(神経根)が圧迫されて出る問題、手や腕に痺れや痛みがでてきます。
肩こりや肩甲骨の内側の痛みだったりもします。
特徴があり両側が痛んだり、痺れることはほとんどありません。
首をうしろに反らすことで、痛みや痺れが増してきます。うがいや上を向くこと。
そして女性であれば美容室でのシャンプーは問題を超す可能性があるので注意が必要です。

頚椎症性脊髄症の症状とは?

頚椎症性脊髄症(神経根ではなく脊髄そのものが圧迫をうけて出る問題)の症状としてはボタンのはめはずしや、お箸や字を書くことなどがうまくできなくなってきたりします。
歩行での足のもつれなどもでてきます。
また排尿や排便の問題の膀胱直腸障害もでてきます。
頚椎症性脊髄症の方がさきほどの、神経根症よりもやっかいです。
脊髄はコンピューターの心臓部で、神経根はそこからでた1本のコードみたいなものです。
1本のコードであれば修理は簡単なのですが、コンピューターの心臓部となるとなかなか難しいです。
手足の軽い痺れならよいのですが、ボタンやお箸、字を書くこと、歩行の問題、排尿、排便の問題が出ているときは、手術の適応と考えています。

起きる原因とは?

起きる原因としてはまずは老化、つまり加齢による変化があります。
しかし頚椎症にならない人となる人の違いはやはり日頃の姿勢にあると考えます。
事故などの怪我を除いて椎間板に問題を起こす人の多くは体が丸まっている人がとても多いです。

腰の椎間板で話せば立っているときは100の負担。座って前かがみになると185の負担が椎間板にかかってしまいます。
立っているときよりも負担はかなり増えてしまいます。

首の椎間板でも同じで仕事でのパソコンや長時間のスマートフォンなどで首を下に向けていることで椎間板の圧力が高くなり、老化や劣化が早く進み頚椎症になりやすくなります。

施術しては変性した椎間板や骨棘は手術以外ではとることはできません。
しかし問題を起こしているところの負担を軽くすることで不快な状態は良い方向に向かいます。

当院の施術の考えとは?

『負担を減らす』
これがポイントとなります。背骨は24個あります。
ですが変性や骨棘があるのは二つぐらいです。
そこに無理がかかるので悪くなるのです。
頚椎症の人や首や肩に問題を起こす人は体がまるくなり背骨が丸くなっている人がとても多いです。
腰の丸みをとり猫背をもとに戻し、骨盤の傾きをとって丸まった姿勢が真っすぐになってくると、悪いところへの負担が大きく変化します。

痛いところではなく、体全体をみて負担を減らしていく。これはとても重要なことです。
しつこい首のだるさや痛みはあまく考えて放っておきがちですが、怖い頚椎症や、その入り口になるかもしれません。
早めの対応が大切です。

腰痛と腎臓の関係


いろいろ試したけど腰痛がすっきりしない
どうしてだろうと悩んでいるあなた!



~目次~

腎臓の働きとは
腎臓と腰痛の関係とは
当院での施術について

その慢性的な腰痛、ひょっとしたら内臓からくるものかもしれません。
腰痛に関係する臓器の中でメジャーなのは腎臓と言われています。

なぜ腎臓が腰痛に深く関わるのかと言えば腎臓のある場所がポイントになってきます。
大腰筋という腰痛にとても関係の深いところの場所に腎臓があるからなのです。

まず腎臓の働きとは?(老廃物を出す)

血液を腎臓というフィルターでろ過して、体のいらないものを尿として外に出す役割です。(水分を調節する)
腎臓の働きで大事なひとつです。

●体の水分を一定にする
汗をたくさんかいたとき→尿量は少ない
塩分や水分をたくさんとったとき→尿量が多い
●ナトリウムやカリウムなどの体液のバランスや血圧なども調整しています(ホルモンをつくる・赤血球をつくるエリスロポエチンというホルモンを作ります)
●骨や歯を作るカルシウムの吸収を助ける活性型ビタミンDというホルモンも作っています。

腎臓と腰痛の関係

腎臓はおへそとみぞおちの高さにあってふたつあります。
右の方が上部に肝臓があるので、少し低い位置になります。
そして腎臓は実は結構動きます。
呼吸でも数センチは上下に動きます。

正常な範囲の動きなら問題はないのですが、スキーやスノーボードなどでの転倒、出産時のいきみ、重いものを持ち上げたとき、このような時に、正常な位置よりも下に下がってしまう下垂がおこってしまう場合があります。
その場合腰痛になることが多いです。

腎臓は大腰筋という腰痛にかかわりの深い筋肉の上を上下に動いています。
大腰筋は腰痛の80%に関連があると言われています。
腎臓が下に下がることで、大腰筋をひっぱってしまって、大腰筋が緊張してしまいます。

大腰筋は背骨の前側にある筋肉なので緊張すると大腰筋の裏側にある腰方形筋も緊張します。
腰方形筋はちょうど腰の部分にあるのでその結果腰痛が発生するのです。

つまり腎臓が何かしらの原因で下垂をする。
つぎに大腰筋が緊張する。
裏側の腰の筋肉の腰方形筋が固くなり腰痛をおこすというパターンができてきます。
この場合、腰を揉んだり、電気を当てたり、薬を飲んでも変わりません。
腎臓の下垂が原因からくる腰痛だからです。

同じ腰痛でも原因はいろいろ違います!

腰の痛みに注目するのも必要ですが、それだけではなく、原因がどこからきているかを見つけることが大切です。

当院は内臓にも精通していますので、下がってしまった腎臓を優しく持ち上げることができます。
どうしても治らない腰痛は、実は腎臓が関係しているかもしれません。
お困りの際はお気軽にご相談ください。