【重要】熱中症について

暑い夏がやってきました。

地球温暖化にともなって暑さがヒートアップしている感じです。
注意しなければならないのが熱中症です。

熱中症の種類にはいくつかあります。

熱失神
皮膚の血管の拡張におって血圧が低下して脳への血流が悪くなることにより起こります。
状態として:
めまい、一時的失神などが特徴です。

熱けいれん
汗をたくさんかき、水だけを補給して血液の塩分濃度が低下したときに足や腕の筋肉に痙攣が起こります。
状態として:
筋肉の痙攣、手足がつるなどが特徴です。

熱疲労
汗をたくさんかいて水分の補給が間に合わないと、体が脱水症状となって熱疲労が起こります。
状態として:
全身倦怠、嘔吐、頭痛などが特徴です。 

熱射病
体温の上昇のために中枢機能が異常をおこしている状態です。
意識障害が起きたり、ショック状態になったりします。
状態として:
意識障害、言動がおかしくなるなどが特徴です。
(大塚製薬からカラダを守ろうよより)

対策としては

●規則正しい生活をする。
●こまめな水分の補給。
●汗をかいたときには塩分補給を忘れずに行う。
●エアコンを利用する。
●あまりに暑いときには外出を控え運動などは避ける。
●涼しいゆったりとした服を着る。
●日傘などを利用する。

当院としては

体温の調節には自律神経の働きが重要になってきます。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は背骨のすぐ横を通っています。
交感神経と副交感神経は拮抗するように働いていますので、背骨の動きやすくすることは大切です。

暑い日が続く中で体調を崩す前に、お気軽にご相談ください。

寒暖差での体の疲れ

最近なんとなく倦怠感がある・疲れがとれない・不眠などありませんでしょうか?
もしかしたら”寒暖差疲労”かもしれません。

最近は温暖化が原因なのか日々の気温差がとても大きい日が多くあります。
大きな気温差で起こるのが寒暖差疲労といわれる体のだるさなど嫌な感じです。
(7℃以上の気温差があると起こると言われてます)

~寒暖差疲労はなぜ起こるのか~

人の体温は一定に保たれるようになっています。
寒いところで30℃だったり、暑いところで40℃だったりしたら体の調子がおかしくなってしまいます。

体温は自律神経によって一定に保たれています。
自律神経は寒いときは体を震わせて筋肉を動かして熱をつくったりしています。
また暑いときには汗をかいたりして体温を下げたりします。

それが頻繁に行われることで自律神経が疲労してしまい寒暖差疲労が起こってしまいます。

~寒暖差疲労の主な症状とは~

肩こり、頭痛、腰痛、体のだるさ、倦怠感、不眠、イライラ、食欲不振など
体のさまざまな問題を起こしています。

~自分でできる寒暖差疲労対策~

①規則正しい生活
人の体は一定のリズムが大好きです。
同じ時間に起きて食事をし、そして寝る。
そうすることで体のリズムができ、体内時計が整い自律神経は楽ができます。

②運動やストレッチ
散歩や軽い体操など体を無理に動かすことで筋肉を使ったり増やすとよいです。
筋肉が増えることで体温があがり免疫力もあがっていきます。

③入浴をする
半身浴など体を温めてあげることは効果的です。
リラックスすることで副交感神経も良い状態へとなります。

④腸の調子を整える
免疫力に大きく関わってきます。
ヨーグルトや発酵食品などを食べて整えると効果的です。

~当院のアプローチとして~

自律神経は背骨の周りを通っています。
なので土台の骨盤と背骨をしっかりチェックし動きやすい状態を目指していきます。
動きやすければ疲労もたまりにくくなってきます。
寒暖差での疲労があるかな?と思ったらお気軽にご相談ください。

睡眠について

睡眠は長時間寝ればよい
というわけではないのを知っていますか!?


よい睡眠とは?
良い睡眠はいつも元気な体でいるためにとても大切です。
日本人の睡眠時間は欧米諸国と比較すると短いとのデータがあります。
そして現在日本人の5人に1人は睡眠時に何らかの問題があると言われています。
『健康の維持に大切な睡眠』
よい睡眠とは何か調べてみました(オムロンより引用)

睡眠は時間よりも質が大切です。
多くの文献にこのことは書いてあります。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。


レム睡眠とノンレム睡眠とは?

レム睡眠は浅い眠りで体は休んでいるが脳は起きている状態で夢を見たりします。
ノンレム睡眠は深い眠りで脳が眠っている状態で夢を見たりはしません。

人はこのレム睡眠とノンレム睡眠を90分のサイクルで4~5回繰り返しています。
眠って最初にくるのはノンレム睡眠で次にレム睡眠。

ノンレム睡眠にはレベルがあって一番深い眠りは最初の1~2回目の時に得られます。
つまり最初の1~2回のノンレム睡眠がしっかりととれれば質の良い睡眠がとれスッキリとした朝を迎えられることとなります。
そして寝ている間に分泌されているのが成長ホルモンです。

寝ている間に分泌されている成長ホルモンとは?
成長ホルモンと聞くと大人には関係ないと思ってしまいますがそれは大きな間違いです。
成長ホルモンが分泌されることで活動しているときに傷ついた細胞や組織の修復、疲労の回復が効率よく行われています。
また若々しい肌にも関係しているので女性にも大切です。
そして成長ホルモンは寝てから3時間以内に分泌されるので最初のノンレム睡眠の時がピークとなります。
なので睡眠には最初が大切ということとなります。
そして目覚めるころに分泌されるのがコルチゾールというホルモンです。


コルチゾールとは?
コルチゾールは別名ストレスホルモンと言われ、ストレスがかかると分泌されます。
朝にコルチゾールが大量に出るのは、これから日中の仕事に対処するためなのです。
戦闘に備えるようなものです。

このノンレム睡眠、レム睡眠、成長ホルモン、コルチゾールの分泌がバランスよくできていればよいのですが、今の社会は高ストレス社会なので、コルチゾールが過剰に分泌されがちです。
そうすると成長ホルモンがあまり出ない感じとなってしまい、体にとってはマイナスです。


●よい睡眠のために適度な運動をしたり寝る前のパソコンやスマートフォンの長時間の利用は止めましょう。
●寝る前にカフェインなどを控えましょう。
●なるべく寝る時間と起きる時間を一定にしましょう。
など簡単にできることからやっておくことが大切です。
そうすることでリラックスした状態で眠りにつくことができます。

私たちの体は日々様々なストレスなどで緊張しがちです。
それは体の筋肉や動きにも影響がでてきます。

動きにくい硬い体→動きにくいから疲れやすい→緊張した状態なので眠りが浅い→コンディションが上がらない→自然治癒力が下がってしまう

こちらが悪いパターンです。

動きやすい体→楽に動けるので疲れにくい→リラックスした状態になるのでしっかりと眠れる→コンディションが上がる→自然治癒力が高まる

このサイクルがとても重要です。


当院では体の硬くなった筋肉や関節を緩めることで動きやすく、リラックスしやすい体のお手伝いをします。

リラックスした体でよい睡眠を手に入れましょう!

免疫について

免疫とよく聞くけれど、免疫って何なの?
そんなこと思ったことありませんか?


免疫について

体が病気にならないように守ってくれているのが免疫です。
これがよくないと体調も落ちてしまいますし、病気にもなってしまいます。
けれどよく知らないと思うので免疫を簡単にまとめてみます。

免疫細胞がいる場所は白血球とリンパ液で体の中を流れています。
パトロールをしているような感じです。

免疫細胞の種類とは

好酸球(寄生虫やアレルギーに関わります)

貪食細胞(食べつくす細胞)

好塩基球(アレルギーに関連があります)

好中球(白血球の50%以上を占める貪食細胞)

マクロファージ(大食漢細胞と言われて外敵をもりもり食べます。そして外敵の情報をヘルパーT細胞に伝えたりします。また体の役に立たなくなった細胞なども食べてくれます)

樹状細胞(体に入ってきた抗原情報をこの後に説明するリンパ球に伝える情報役。この樹状細胞がしっかりと抗原の情報を伝えるのが免疫には重要です)
※抗原というのはウィルスや細菌のことを言います。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞といわれています。単独で行動してウィルスやがん細胞を攻撃します。この六個の働きで行われるのが自然免疫と言われています)

自然免疫は体に入ってきた抗原(ウィルスや細菌に最初に反応する動きでいわば第一次防衛ラインの事です。この一次ラインを突破してきた抗原を迎え撃つのが獲得免疫といわれる免疫です。

ここで活躍するのはリンパ球のB細胞とT細胞です。
ヘルパーT細胞→樹状細胞から教えられた情報をもとにB細胞に抗原と戦う抗体を作らせます。
キラーT細胞→ヘルパーT細胞からの指令を受けてウィルスに感染した細胞を処理します。

制御性T細胞(免疫活動の行き過ぎを防いでB細胞の抗体の生産をコントロールします)
メモリーB細胞(以前にあった抗原のデータを覚えておく役割。)

免疫細胞の働きをまとめると

体の中に抗原(ウィルスや細菌が入ってきます。)

マクロファージや好中球、NK細胞などが抗原を食べたり攻撃したりします。これが自然免疫です。

この自然免疫が突破される。

樹状細胞が抗原の情報をヘルパーT細胞に知らせる。

ヘルパーT細胞はB細胞に抗原と戦う武器の抗体を作る。キラーT細胞は抗原に感染した細胞を処理する。

抗原がなくなると制御性T細胞が戦いを終わる指令を出す。

メモリーB細胞が抗原を記憶して次の侵入に備える。

簡単にするとこのような流れで体を守っているのが免疫です。
(中外製薬さんから引用)

免疫を落とさないための簡単なポイントとは?

免疫の60%~70%は腸にあるといわれています。
バランスのよい食事をすることで腸内環境をいつもよい状態にしておくこと。
また体温が36度をきると免疫力が落ちると言われています。
筋肉は体温の約40%作っていると言われます。
免疫力を落とさないためにも運動不足にならないようにすることが大切です。

つまりバランスのよい食事、簡単な運動と十分な睡眠、当たり前のことですがこれを守ることが免疫力を守る大切なこととなります。

肋間神経痛について

肋間神経痛って知っていますか?
背中やわき腹の痛みがある方は要チェックかもしれません!

~目次~
肋間神経について
肋間神経痛について
肋間神経が痛む原因について
当院の施術について

~チェック~
・咳やくしゃみをすると背中やわき腹が痛い
・体をひねったりすると肋骨の周りが痛い
・片側の脇や胸だけ痛い
・こんなことがある人は肋間の神経に問題があるのかもしれません。

まず肋間神経とは?

肋間動脈及び肋間静脈と並んで隣り合う肋骨の間、つまり肋間をはしる神経で人の肋骨は12本あるので左右で12対の肋間神経があります。
ただし第十二肋骨は最後の肋骨で下の肋骨がないので肋間神経とは呼ばずに肋骨下神経と呼ばれています。
(世界大百科事典より)

肋間神経痛とは?
肋骨の間をはしっている肋間神経が何かしらの原因で痛みが出ることをいいます。

肋間神経が痛む原因とは?

まず肋骨が作っているところを胸郭といいます。
大きなかごのような形をしています。

このかごはとても柔軟性があり呼吸で膨らんだり縮んだりしています。
また腕を高く上げたり体を倒したり捻ったりするときにも肋骨が動いて胸郭の形を柔軟に変えてくれることで動きがスムーズにできてきます。

けれども仕事での長時間のパソコン作業でいつも同じ姿勢をしていたり、ゴルフなどのいつも同じ方向に捻る動きでも、肋骨の間の神経に問題が起きることがあります。横座りやいつも体が一方向に傾いている姿勢を繰り返すことでも、胸郭の柔らかさがなくなり肋間神経に問題を引き起こす原因となります。また、このようないつも同じ姿勢をしていなくても、運動不足が原因で問題が起こる場合もあります。

柔軟性をなくし動きが固くなると体は問題を起こす傾向があります。

また過剰なストレスからも痛みがでる場合もあります。
しかしそれ以外の肋間の痛みも多いので注意が必要です。
代表的なものをあげていきます。

①帯状疱疹(疲れていたりストレスで自分の免疫が落ちたときにでてきます)
②心臓や肺、内蔵からくる痛み(夜寝ていてもずっと変わらない痛みが続く時は要注意です)
③圧迫骨折や肋骨の骨折(転倒や体を強く打った時)

胸や背中の痛みは怖い原因も多いので自己判断せず一度は病院でしっかりと検査をすることが大切です。

当院の施術としては?

病院で検査をして異常がないのに痛む場合は、筋肉や骨格の問題が多いです。
先ほども書いたように、肋骨から作られる胸郭はとても柔軟性にとんだものです。
骨盤や体の傾きをしっかり見たのちに胸郭に動きをつけること、それが背中や肋骨の痛みのポイントになってきます。
また肩こりや腕の痛みにもここは大きく関わってきます。

肋骨は胸椎についているので、胸椎に動きをつけることは大切です。
多くの場合、1つ目から7つ目までの胸椎は動きが固い人が多くみられます。

肩甲骨がその周囲にあるため現代の我々は肩甲骨を動かすことが少なく、それが体の動きにくさに繋がる原因なのかもしれません。

肋骨の間には呼吸の時に動いている外肋間筋・内肋間筋・最内肋間筋があり、息を吸う時は外肋間筋が肋骨を持ち上げて、息を吐く時は内肋間筋が肋骨を下に下げます。

この筋肉群も肋間部の痛みには関わるのでしっかりとチェックします。

当院では背骨や骨盤の調整に適したDRTテクニック外・内肋間筋などの細かな筋肉の誤作動の解消に最適なストレインカウンターストレインを松戸で唯一受けられる整体院です。

湿布の選び方と整体

湿布を貼りたいけど温湿布・冷湿布
どちらを貼ればいいかわからない!

そんなことを思ったことはありませんか?


来院される方たちによく聞かれることのひとつに、温かい湿布と冷たい湿布、どちらを貼ればよいのですか?とよく聞かれます。
湿布は二種類あるのでたしかに悩むところですね!
ここでは簡単に違いを説明したいと思います。

~目次~
温湿布について
温湿布でのよくある間違い
冷湿布について
冷湿布でのよくある間違い
当院の施術について

温湿布について


貼ると温かく感じることで楽になるものです。
温湿布はトウガラシ成分であるカプサイシンが入っています。
働きとしては血管を広げて血液の循環を改善することで腰や肩の痛みを楽にさせる効果があります。
温かい湿布はずっと長く続いている慢性的な肩こりや腰の痛み、肩がだるい、腰が重いなどの状態に使う方が効果的です。
神経の痛みもこちらの方がよいと思います。
このような慢性的なものやだるさ重さは、血液の循環が悪くなっていることが多いです。


温かいお風呂に入ったりすることで楽になるのは、血液の流れがよくなるからで、温湿布もそれと同じです。
よくある間違いで、温泉やお風呂で十分に温めて楽になったのに冷たくて気持ちがよいからと冷湿布を貼る人がいます。
それは逆効果なのでやめましょう。
冷やすと血液の流れは悪くなってしまいます。

冷湿布について


冷湿布には、メンソールやハッカなど冷たく感じる成分が入っていて、冷たく感じることで楽になっていきます。
炎症を抑える成分も入っています。
冷湿布は主に急性のものに使う方が効果的です。

例えば、腫れがあったり熱をもっていたり、痛みがあるもの。
捻挫やぎっくり腰寝違えなども冷湿布です。
このような時は炎症が起きていることが多いです。
炎症は専門的に色々あるのですが、一般的には冷やした方がよいことが多いです。
血液の循環を悪くした方がよいのです。
急に痛くなった時は冷湿布です。

よくある間違いとしては、痛みがあるのでストレッチや体操をしたり、あと温めたほうが楽になるかと思ってお風呂に長くはいったりするのもダメです。血液の循環がよくなりより炎症がひどくなったりします。

急に痛くなったら炎症の可能性があるので冷湿布です。
ずっと慢性的な痛みがあるのであれば血液の流れをよくするために温湿布。

この考えで分けていくとよいと思います。

当院の施術としては


寝違えやぎっくり腰などの急性のもの、そして痛みが強いものに関してはポイントを絞って施術します。
寝違えやぎっくり腰などは、その痛み専門のやり方を行って対応をしています。
慢性的なものはなぜそこが固くなってしまうのか、凝ってしまうのか、そこから始めます。

例えばなぜ肩や腰の周りが固くなり循環が悪くなるのか、前後のバランスや動きを調べて施術をします。
慢性的なものの多くは、凝りのあるところが働きすぎて過剰な負担を受けその周囲が動きにくくなることが多いです。
体の負担を均一にすることが大切です。

急性と慢性、張る湿布が違うように、同じ痛みでもまったくの別物です。
なんでも揉んでしまえばよいものではないのです。
当院はしっかりと原因を考えて施術をしています。
お身体の痛みや悩みのある方はお気軽にご相談ください。

夏バテと整体について

暑い毎日・・・
体調がイマイチなのをそのままにしていませんか?

~目次~
夏バテになってしまう原因とは?
夏バテの対策法とは?
良いサイクルと悪いサイクルについて
最後に

夏になると体がすっきりとしなかったり、食欲がなくなってきたりと疲れがとれなかったりしてきます。
それをいわゆる“夏バテ”と言います。

夏バテになってしまう原因とは?

室内と屋外の気温差です
暑い日が続くとクーラーは必需品となってきます。
つけていないと熱中症で死んでしまうこともあります。
しかし、このクーラーの効いた室内と屋外の温度の差が夏バテの原因のひとつです。
涼しい部屋から暑い外に行くと、体はその変化に対応するために頑張ります。
この温度の変化に対応するために働くのが自律神経です。
自律神経がオーバーワークになり過ぎると、体は疲れてしまいます。

次に冷たい飲み物の飲みすぎです。
熱くなると冷えた飲み物が欲しくなります。
けれどやはり、冷たい飲み物を取りすぎると、胃腸の冷えから胃腸の機能が低下してしまい、食欲がなくなったりしてしまいます。
冷蔵庫の中で冷えた飲み物まではよいですが、それにさらに氷を入れるようなことはやめた方がよいと思います。

次に純粋に暑さによる疲労です。
暑いと汗をかいて汗が蒸発するときの非加熱で体を冷やし、体温が上がらないようにしています。
大量に汗をかくことで、水分は補給していても気が付かないうちに軽い脱水症状になってしまったりします。
そして汗は、水分とともにミネラルやナトリウムなど体にとって大切なものを含まれるので、体内のバランスがくずれてしまいます。
これも夏バテの原因です。

夏バテの原因を大きく3つお伝えしましたが共通していることがあります。
それは自律神経が関わっているということです。

体温を一定にしているのも自立神経ですし、内臓の働きも自律神経が関わっています。
汗をかくのも自律神経の働きです。
つまり夏バテとは自律神経が働きすぎでオーバーワークになってしまっているのが大きな原因ということになります。

夏バテの対策法とは?

● 規則正しいリズムある生活をする
  同じ時間に食事をとることで、その時間になれば内臓が食事の準備に入り、動き始めるので胃腸の調子もよくなります。

● 夜更かしなどをせず早寝早起き
  質の高い十分な睡眠をしっかり取ることは、体を回復させる上で大切です。
  睡眠不足は夏バテの大敵です。
  シャワーだけですませるのではなく、38℃~40℃くらいのぬるめのお湯に5分~10分入ると血行が良くなり、良い睡眠を取ることができます。

● バランスのよい食事をとる
  食事は大切です。
  冷たいものばかりではなくバランスよく食べることが大切です。
  豚肉やうなぎ、納豆やオクラ山芋などのネバネバ系。次の日が休みであればニンニクなどもよいと思います。
  レモンやキウイ柑橘類のクエン酸やビタミンcなども疲労の回復に効果的です。

クーラーも直接体に当たらないようにして、朝までつけておく方がよいでしょう。


疲れてくると体は固くなりがちです。
疲れて体がゆるゆるの人はあまりいません。

体が硬くて動きにくい→疲れがたまる→疲れが残りやすい

このようなあまりよくないサイクルに入りやすくなります。

体の硬いところをなくし動きやすくすることで

体が動きやすい→動きやすいので疲れにくい→疲れが取れやすい

このように良いサイクルになっていきます。


施術後に体がリラックスすることで、副交感神経が刺激され眠くなる方も多いです。
よい睡眠もとれるので一石二鳥となります。
そして自律神経は背骨からでています。

背骨の硬いところを動きやすくすることは、自律神経の流れにも大切です。
早寝早起き、バランスのよい食事、深い睡眠と動きやすい体で暑い夏を乗り切りましょう!

自律神経について

身体がだるい・調子がよくない
そのままの状態にしていませんか!?

~目次~
自律神経とは?
交感神経の働きとは?
副交感神経の働きとは?
自律神経の問題とは?
当院の考えとは?

~CHECK~
☑身体がだるい
☑息苦しい感じがする
☑眠りが浅い
☑胸の周りに圧迫感がある

こんな状態は自律神経が関わっている問題かもしれません。

自律神経とは?

神経は大きく分けると脳と脊髄からなる中枢神経と、中枢神経から枝分かれして全身に網の目のように伸びている末梢神経に分かれます。

末梢神経は、自分の意志で体を動かす体性神経と、自分の意識とは無関係に体の機能を調整してくれる自律神経の二つに分かれます。
そして自律神経は、交感神経と副交感神経に分かれていきます。

交感神経の働きとは?

◆心臓
ドキドキと早く動きます。
緊張している状態の感じです。

◆気管
酸素を取り込みたいので拡張します。

◆肺
ハーハーと早い呼吸になっていきます。

◆胃腸
消化を抑制します。
食欲がなくなります。食べている場合ではないからです。

◆瞳孔
大きく開きます。

◆唾液腺
唾液がでなくなっていきます。
口がカラカラになっていきます。

◆膀胱
排泄している場合ではないのでおしっこが出なくなります。

つまり闘モードの状態といえる感じになります。

副交感神経の働きとは?

◆心臓
ゆっくりと穏やかに動きます。

◆気管
ゆっくりと呼吸でき広がる必要がないので収縮します。

◆肺
ゆっくりとした深い呼吸になります。

◆胃腸
働きがよくなるので食欲が増加します。

◆瞳孔
縮小します。

◆唾液
唾液のネバつきもないさらっとした唾液が十分にでて口が乾きません。

◆膀胱
排泄しても問題ないのでトイレに行きたくなっていきます。

つまり常にリラックスしているときの状態です。

自律神経の問題とは?

最近では、仕事や人間関係などでストレスがたまったりすることが多いので、交感神経が強い状態が続いている人が多い感じがします。
常に戦闘モードの状態です。

交感神経と副交感神経の切り替えが、うまくできていない感じがします。
先ほども書いたように、自律神経は脳と脊髄からなる中枢神経が枝分かれをしたものです。

脊髄神経は背骨の中に入っているので、背骨の状態も自律神経との関連が深くなっています。
またストレスで緊張があると、肩周囲がより固くなりやすくなります。

肩や首は、肩の荷が重いや借金で首が回らないと言われるように、ストレスの影響を受けやすい場所です。
そうすると胸の動きに問題が出やすくなり、深い呼吸がしづらくなっていきます。

当院の考え

背骨の動きの悪いところを動かして、次に胸椎と肋骨にアプローチをすることで体が動かしやすくなり、胸の動きもでてきて深い呼吸がしやすくなっていきます。

リラックスするために深呼吸したりしますよね?
呼吸はとても大切です。

深い呼吸は体の循環を良くしてくれます。
固いところがなくなり体が動かしやすくなって、深い呼吸ができてくれば、疲れが取れやすくなってきて、リラックスしやすい体になっていきます。

交感神経と副交感神経の切り替えが、うまくできる感じになっていきます。
肩こりや腰痛などの痛み以外にも、体のコンディションを調整する意味で整体は効果がある一面もあります。

体が緊張し、ずっと戦っている状態の交感神経が優位だからかもしれません。
そのような状態の時にはお気軽にご相談ください!

整体・カイロプラクティック・オステオパシーの違い


世の中には整体院、カイロプラクティック、オステオパシーなど色々なものがありますが何が違うのかと思ってしまいますよね。

個人的な意見ですが、結論から言えば整体やカイロプラクティック、オステオパシーはそれほど大きな違いはないと思います。
それはなぜか、説明していきたいと思います。

整体とは?

整体とは手技を使った民間療法代替医療のことで、ある特定のものを指したものではありません。
つまり日本では手を使って体を改善させるものはすべて整体ということです。

また整体とした方が一般的に体がよくなるイメージをしてもらいやすいので、カイロプラクティックやオステオパシーの先生たちもわかりやすくするために、〇〇整体院という屋号をかかえているところが多くあります。
わかりやすいために多くの人が『整体』と使っているもので、内容を表しているものではありません。

オステオパシーとカイロプラクティックの違いとは?

オステオパシーとカイロプラクティックの違いを簡単に説明します。
オステオパシーもカイロプラクティックも両方ともアメリカで生まれた手技療法です。

アメリカでは両方とも国家資格で、きちんとした学校があり、学校を卒業するとオステオパシーではDO(ドクターオブオステオパシー)、DC(ドクターオブカイロプラクティック)の資格を与えられます。
日本ではオステオパシーもカイロプラクティックも残念ながら国家資格ではありません。

カイロプラクティックは背骨を中心に考えて背骨を正しくすることで、神経の伝達を正しくして、体の改善を促すという考えです。

オステオパシーは体はひとつのユニットという考えで背骨だけでなく、内臓や筋肉や靭帯など体のすべてをトータルでみていくという考えです。


なぜ大きな違いはないかという理由ですが、どちらも体に対して問題がどこにおきているのかを考えて原因をつきとめ、それに対してベストだということをやっているからです。

その問題を解放することでその人の持っている自分で体をよくする力、つまり自然治癒力を最大にして体を健康でよい状態にする、それが目的なのです。

方法論や考え方は違いますが、目的は同じなので大きな違いはないと考えています。

まとめ

〇〇整体院や〇〇オステオパシー、カイロプラクティックの名前などで選ぶのではなく、自分が何をしてほしいのか、そして何をしてほしくないのかをきちんと考えてホームページなどでその先生の考え方や施術方法などの情報を集めてしっかりと選ぶとよいと思います。

身体の痛みコリはどこに行けば良いか


体が痛む、何か調子が悪いと感じたらどこに行ったらよいか?
整形外科、接骨院、整体院、たくさんあるので迷いますよね。
違いをわかりやすく説明します。

体の不調があったら、まずは整形外科に行くのがよいでしょう。
一度体がどうなってるのか知るのがよいからです。
もしかしたら怖い病気からくる痛みもあるのかもしれません。
整形外科にはレントゲン、MRIなどの機器もありしっかりと診断をしてくれます。
ちなみに診断は医師でなければできません。
接骨院や整骨院、整体院ではできません。

『整形外科』のメリット・デメリット
メリット
・ドクターがいる
・MRI、レントゲンでしっかりと診断してくれる
・手術、投薬ができる

デメリット
・湿布と薬でおしまいのことがある
・時間が短く、歳のせいで終わりにされてしまうことがある

『接骨院』と『整骨院』

接骨院も整骨院も名前は違いますが、内容は一緒です。
柔道整復師という国家資格を持った人が開業しています。
基本的に骨折、脱臼、打撲、捻挫などの外傷の治療を保険でやっています。
しかし実際のところは骨折や脱臼、打撲、捻挫などは、ほとんどの人は整形外科に行ってしまいますので、本当は保険の適応外なのですが、慢性的な肩こりや腰痛などを保険でみています。
いわゆるグレーゾーンといわれているところです。

『接骨院』『整骨院』のメリット・デメリット

メリット
・国家資格で安心
・グレーゾーンですが、保険が使える
・時間が短くて安くて手軽

デメリット
・毎回同じ先生が診てくれるわけではない
・人数を診なければならないので、電気→ホットパック→5分から10分のマッサージ的な流れ作業で終わりになってしまう

『オステオパシーカイロ整体』

こちらはいろいろな種類があります。民間の資格で国家資格ではありません。
そしてこの中は二つに分かれています。
治療系とリラクゼーション系と言われます。
(※治療系、本来は治療は医師しかできないのですが、ここではわかりやすく区別するために治療という言葉を使います。)

リラクゼーション系→リフレソロジーや最近多くできている、もみほぐし屋さんなどがそれにあたります。気持ちのよいことをやってくれます。
技術の習得が割と簡単なので、値段もリーズナブルで60分で2980円などが多いです。

治療系オステオパシーやカイロプラクティック、整体院などがそれです。
体のバランスなどを整えて慢性的な体の問題にアプローチをしていきます。技術の習得に大変な時間がかかり、勉強会やセミナーも高額なものが多いです。
(10万~20万円のセミナーはざらにあります)
自己投資に費用がかかるので、料金が高いところが多いです。

『リラクゼーション系』のメリット・デメリット
メリット
・気持ちのいいことをやってくれる
・料金が安い

デメリット
・慢性的な痛みやコリの解決にはつながらない
・その店舗で研修しただけのアルバイトのような方もやっている

『治療系』のメリット・デメリット
メリット
・保険治療で改善しなかったものが改善することがよくある
・慢性的な痛み、痺れコリに強い、同じ先生がいつもみてくれる
・保険のように制約がないので体全体をみれる

デメリット
・料金が高い
・学校の基準もなく、一か月ぐらいで卒業できる学校もある
・素人みたいな先生もいる

まとめ

体の不調を感じたらまずは病院で調べる。
そこで通院して改善がみられなければ、
慢性的でない一時的な疲労や痛みの時は安いほぐし屋さん、保険のきくグレーゾーンの接骨院、整骨院。
慢性的な痛みやコリ、痺れ、保険で改善しないものは、オステオパシー、カイロ、整体のところに行く。


結局慢性的になっている体の問題に対しては、自費でリラクゼーションでないところがベストだと思います。
保険が悪いわけではないのですが、保険を使っていない接骨院や整骨院の先生がいます。
それはなぜかというと保険という制約の中では、根本的に体を改善することができないので、自費にしているのです。
電気と5分10分のマッサージ的なものの流れ作業では、やはり改善しないことが多いです。

実費は金額だけを見れば優しくないのですが、根本的な改善には最適だと考えます。
問題点として、学校の基準もなく、いい加減なお店もあるのが現実ですが、保険が利かない分、常に厳しい現実にさらされています。

高い料金をもらうのは本当にシビアです。
料金に見合った結果と効果がでなければ、来院する人はいません。
技術のないお店は閉店に追い込まれていきます。
当院はここで十四年の実績があります。

以上わかりやすくなるべく公平に書いたつもりですが、みなさんの参考になれば幸いです。