変形性股関節症について

女性に多く見られる変形性股関節症とは!?
どうにもならず迷っているあなた!あきらめていませんか?

~目次~

変形性股関節症とは?
原因は?
起こる問題とは?
当院の変形性股関節症への考えとは?

~CHECK~
☑歩くと股関節が痛い
☑立っていると股関節やお尻が痛い
☑手術を勧められたけど他の方法でなんとかしたい
☑靴下を履くのが辛い
このような悩みがある人は変形性股関節症かもしれません。

変形性股関節症とは?
変形性股関節症とは股関節への血液の循環の問題や、長い間の負担や酷使で股関節の軟骨がすり減ったり骨が変形したりするものです。
男性よりも女性に多く見られるのが特徴です。

原因は?
原因としては一次性と二次性に分けられています。
一次性はハッキリとした原因はなく、加齢によって股関節の状態が悪くなっているもので、主に欧米の人に多いパターンです。
二次性は病気や怪我が原因で起こるパターンで、日本人の場合はこちらの二次性がほとんどで80%くらいの割合と言われています。
その中でも生まれつき股関節の骨盤側の穴が浅く小さい、臼蓋形成不全と先天性股関節脱臼が多いです。

起こる問題とは?

起こる問題としては初期進行期と末期に分けられ、初期は立ちあがったり、歩行時に痛みや強ばりがでてきたりします。
変形が進行して末期に近づいてくると、安静にしていても痛みがあったり、日常の階段の上り下りや長時間歩けなくなったりと、日常の生活に支障がでてくるようになってきます。

当院の変形性股関節症への考えとは?

当院の変形性股関節症への考えは、変形しているものは手術以外で改善は難しいです。
ですので変形している股関節への負担を軽減させて、痛みを軽減させていく、この考えでやっています。

股関節に問題がある人は股関節だけが悪いのではなく、腰や骨盤に傾きの問題があったりする人が多く見られます。
その結果股関節に過剰な負担がかかり、お尻の筋肉などが固くなり、関節に問題を起こす原因を作ってしまいます。

簡単な例として、体が右に傾く癖がある人がいれば右の股関節に体重が多くかかり、それが何十年も続けば問題が起きてしまいます。

それならば変形があったとしても、右への傾きを改善すれば負担は減ってくるので、痛みは軽減することができます。

変形があるのに過剰な負担がかかるので、痛みが続く傾向になっているのです。
体は協力して動いています。
痛みは結果であることが多いです。

たとえ変形があったとしても負担が減ることで、痛みが減り日常の生活に支障の出ない範囲に痛みをコントロールすることができればうまく付き合っていくことができます。

痛いところだけ見てもらって改善しなかった痛みは、体全体をみて負担を軽減させます、そして痛みをコントロールさせます。

考え方を変えることで結果は大きく変わってきます。
股関節の痛みでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

 

股関節痛とは


股関節痛とつまり感
その症状放っていてはいませんか?


~目次~

股関節について
骨頭がズレる原因とは
自分でできる対策とは?
当院の施術とは?

~CHECK~
☑深くしゃがむと違和感や痛みがある
☑股関節に違和感やつまった感じがする
☑レントゲンを撮って異状はないけど違和感、痛みがある
☑股関節がひっかかる感じがする
こんな人は典型性股関節症の予備軍かもしれません。

股関節について

股関節は骨盤のくぼみと大腿骨から作られている関節で、球関節と呼ばれています。
肩の関節と同じ形でとても動く方向が多い関節です。
体を支えなければいけないので、周囲を強い靭帯で包まれています。

股関節の問題でよくある例として、股関節を胸につけるような感じで大きく曲げてその状態から内側に回した時に、股関節に痛みやつまり感、かくっとした音がでるような人が結構います。
このような状態が続いていくと股関節の問題だけでなく、膝の痛みや腰の痛みの原因にもなってきます。

このような状態が起こる原因として多いのは、股関節が前側に少しだけズレてしまっていることが多いです。
股関節は骨盤のくぼみに大腿骨がはまっている形なのですが、そのはまっている大腿骨の骨頭がほんの少しだけ前にズレている状態です。
動きの軸がズレているので痛みやつまり、違和感も起こしてきます。

骨頭がズレる原因とは

腿の前の四頭筋の緊張と、腿の横の大腿筋膜張筋の緊張、お腹の奥のインナーマッスルの大腰筋の緊張、その状態が続くと骨盤が前傾しやすくなり、太ももの骨が前に引っ張られて骨頭が前にズレやすくなってきます。
前側の筋肉の使われ過ぎが原因です。

またお尻の筋肉の状態も大きく関連してきます。
お尻の筋肉でもお尻の筋肉の中殿筋、そして深いところにある梨状筋の固さが問題を起こしてきます。

お尻の方は使われないので弱化している場合が多いです。
腿の前の筋肉の四頭筋、お腹の奥にあるインナーマッスルの腸腰筋、おしりの筋肉の梨状筋と中殿筋、つまり前後のバランスの悪さからおきる問題です。

前の筋肉はよく使われるのですが、お尻の筋肉は弱くなっている場合が多いです。
肩こりや腰痛も同じなのですが、前後のバランスが崩れると体は問題を起こすことが多いです。

自分でできる対策とは?

自分でできることとしてはまずはストレッチです。
大腿四頭筋のストレッチ、大腿筋膜張筋のストレッチ、腸腰筋のストレッチ、中殿筋のストレッチ、梨状筋のストレッチ、ハムストリング筋のストレッチなどが有効です。
またお尻の筋肉は弱くなっていることが多いので、バックブリッチというトレーニングで強化するのも効果的です。

今はYOUTUBEなどでストレッチなどの動画が多くあるので、それを見ながらやるときちんとできるので利用するのも良いです。
間違ったストレッチは怪我の原因にもなります。

当院の施術とは?

当院の施術としては前後のバランスを整える事が大切です。
前側の大腿四頭筋、腸腰筋、大腿筋膜張筋を緩めてお尻の筋肉の動きを付けていきます。
さらにお腹の奥にある下半身のリンパのポイント、乳糜層(にゅうびそう)を鼠経リンパ節にアプローチをしてリンパの流れも改善しておきます。

股関節の問題は膝や腰の痛みの原因になりやすいし、将来的には変形性股関節症になる原因にもなってきます。

軽い症状であれば、改善が早いです。
股関節に違和感があればお早目にご相談ください。