首の痛み、肩のコリ

首の痛み、肩のコリで来院した患者様です。

肩のコリと首の痛みに関しては慢性の症状のようで

もう何年も続いているとの事です。

良くなったり悪くなったりすることはあまり無いようで、ずっと痛いとの事。

首を右に倒したりするのは全く問題がないのですが

首を左側に倒すと痛みと違和感が出ている感じです。

お仕事はデスクワークをほぼ1日中ずっとしていて1年に1回ぐらいは

かなりひどい症状となり首が動かなくなるようです。

整形外科でのレントゲンではストレートネックと言われているとの事

体をチェックしていくと、やはりデスクワークのせいで背中がかなり丸くなっていて

肩甲骨の周辺にもかなりの硬さが出ています。

腰もこちらも座り仕事と日頃の姿勢の問題で丸くなり始めていました。

全体に丸くなってきているのが大きな問題なので

体がうまく伸びるように、おなかの奥の筋肉と丸くなっている胸椎の問題をとって

肋骨の1番目の問題があるのでそこを緩めました。

全体の調和を出してさらに動きやすくするためにDRTできっちりと調整をすると

a首の痛み a首の痛み1

かなり首が左側に動くようになってきました。

かなり古い慢性の症状なので、まだ違和感があるとの事なのですが

本人もかなり動くようになったと喜んでくれました。

やはり首や肩の痛みでも全体を調整し、バランスをとることは大切ですね。

ひざの痛み

しゃがんだり階段の上り下りで違和感のある膝の痛みの方のお話です。

来院の目的は肩のコリや下半身の重さやだるさでの来院でした。

お忙しい方で当初から3週間くらいに1度来院していただいています。

70代の女性ですが、ゴルフなどを楽しんでおられる比較的元気な方です。

何分お忙しいので疲労がたまっている感じなのですが

今回は初めて膝の痛みを訴えていました。

今回もおなかの奥にある腸腰筋を緩めることからスタートして

お尻の周りの殿筋群を緩めて太ももの周りの筋肉を緩めてみました。

普段から運動をしているので筋力はある方なので

これでちょっと変化があるか確認で動いてもらいました。

a膝3a膝2

かなり最初よりも動きが出ている感じがします。

けれどもまだお尻の位置がしっかりとは落ちていませんでした。

最初よりは痛みも軽減しているのですが、まだ少し残っているとの事。

この後背骨全体の調整をするためにDRTテクニックを使いました。

股関節周りや大腿、骨盤周りはかなりいい感じなんですが

やっぱり調和の取れた動きには背骨の調整は欠かせません。

しっかりと動きをつけていくと

a膝1

再び動いてもらうと今度はしっかりとお尻が落ちてしゃがむことができました。

忙しい中痛みが出てからすぐに来ていただいたので

今回のひざの痛みは恐らくそれほど長引かないと思います。

痛みが出てから長くたってしまうといろんなところに問題が出ますから

体の痛みや違和感には早めの対応が肝心だと思いました。