お尻から太ももの痛み・痺れ

梨状筋症候群とは?

この症状は坐骨神経に何かしら問題を起こす症状のことを言います。

まず坐骨神経の説明です。
坐骨神経は腰からでて、お尻から太ももの裏側を通ってふくらはぎから足の先まで伸びている神経のことを言います。

腰から足の指先まで伸びているので、大変に長い距離をはしる神経で、一番太いところは親指くらいの太さがあります。
およそ大体1メートルほどの長さがあるともいわれています。
それだけ長い神経なので、途中で何かしらの問題がおきる原因が、とても多い神経でもあるわけです。

一般的に坐骨神経痛というのは、さまざまな原因があるのですが、坐骨神経がどこかで圧迫をうけてしまったり、途中で炎症がおきたりして、その結果痛みや痺れがでてくことを指します。

梨状筋症候群は、梨状筋の緊張で坐骨神経が圧迫されて症状がでることを言います。

どんな痛みの症状?

梨状筋症候群で痛みが出やすくなる場所は、まずはお尻です。
お尻の中の方や、奥が痛む、もしくは違和感があるということがでてきます。
お尻の中が痛くてよくお尻を叩きたくなるような感じの痛みが出たりすることが、まずひとつあります。

もしくはお尻から太ももにかけて、痛みがでたり、ピリピリとした痺れ感、どちらかというと梨状筋症候群では、鈍い痛みというよりは、わりかし鋭めの少し電気が走るような鋭い感覚の痛み、もしくは痺れがでることが多いです。
太ももの裏だけではなく、ふくらはぎのところや、足の先のほうまで、痛みや痺れが出ている人もいます。

この痛みのでる場所が違ったり、限定されたりしているのは、梨状筋の周りにはしっている神経の圧迫や炎症がどこにあるのかによって、わりと痛みや痺れのでる場所というのは変化することが多いです。

梨状筋症候群が起きる原因は?

長時間の座っている姿勢や、運動不足、または運動のし過ぎとかでも起こると言われています。

また現代の社会はわりとパソコンの作業や、座ってデスクワークすることが、とても長い時間になってきている傾向があり、それも一つの原因です。

家に帰ってからも割と座っている時間も長く、やわらかいソファーに座ってしまったり、TVでゲームをしていても、わりと座った形になってしまったりしています。
座っている姿勢は楽でよいのですが、その姿勢事態がきちんと座っている形なら、まだそれほど大きい問題にはならないです。
しかし大体の人は腰を丸めて、浅く腰かけて寄りかかったりしています。

坐骨で座ることが座ることの基本です。

ですが坐骨で座ることはなくて、仙骨という骨で座っていることがとても多いのです。
梨状筋の位置は仙骨と大転子にむかって、筋肉がはしっています。

仙骨に圧力がかかることによって、梨状筋にも強いストレスがかかってしまっていることが、とても多いことが考えられます。

あとは運動不足です。歩くことが少なくなってきているのもあります。
いつも移動で車やエレベーター、もしくはエスカレーターなどに乗ってしまえば極端な量は歩かなくてもよくなっているため、筋力低下によって問題が起きるとも言われています。

あとは使いすぎです。ランニングとか過剰に使うことによって問題も起きるともいわれているところであります。

もうひとつ変わった理由としては、お尻のポケットに財布とか、固めの何か大きいものを、いつも同じところに入れる方は、その入っているものが座っているときに、常にお尻をずっと圧迫していることがあります。そこが常に押されて固くなってしまったり、組織に何らかの問題を起こしてしまって梨状筋、もしくは坐骨神経に問題を起こして痺れてしまっていることも原因の一つとしてあります。

あとは脚を組む姿勢や横座りなども悪くなる原因の一つだと思います。

当院で施術をする方法とは?

まずは直接的に問題を起こしてしまっている梨状筋にアプローチをするのも一つの手なのですが、当院ではなぜその梨状筋に問題が起きているのかを考えます。

梨状筋が問題を起こしているのは結果であって、ほかに問題がある場合が多くあります。

例えば骨盤の角度が、前に傾いている人なのか、後ろに傾いている人なのか、女性は6割から7割の人が前傾していると言われてます。その傾きによっても股関節の影響は違います。左右の骨盤の傾きが右に高さが出ているのか、左に高さがでているのかもチェックしますし、背中の丸み、猫背なのか、背中が沿って平な人なのか、あとは股関節自体の動きなど調べて、身体が動きやすい状態にもっていきます。

身体が動きやすい状態であれば、左右均等に梨状筋にも負担もかかりすぎたりしすぎないでしょうし、疲れが早く抜けるよいコンディションになっていくと思います。
それによって症状の変化をかけてやることを決めていきます。

ご自身でできる方法としては、梨状筋に関して言えば、ストレッチなどもとても有効になっています。

腰の痛み

腰や首、肩背中の痛みで来院の患者様です。

身体を使う仕事をしていて、それなりに重いものを持つ仕事で

中腰も多いそうです。

以前に鞭打ちもしているそうで首にも問題ありです。

全体に丸くなっている感じが強い方です。

健康な方でも中腰の姿勢が多ければ腰に負担がかかり

腰痛を起こしますから、お仕事で腰をかがめたりしているのであれば、腰痛は付き物になってきます。

腹部の緊張を緩めていって、背中も丸みも改善するように施術しました。

全体に柔らかさが戻ってきたところでDRTという手技を使って

背骨全体の調和をとっていきました。

わりと動きやすくなってきた感じがしたので動いていただくと

前屈、後屈共に動きが出てきました。

体も動きやすくなってきているようで楽になったようです。

かなり慢性化しているものですし、仕事が原因でもあるので

パパッとは改善は難しいですが、地道に続けていけば

良い結果が出ると思います。


椅子の座り方で腰痛を防ぐ

腰痛というのは腰が痛いという事で、腰というのは後ろにあるのですが、腰が痛いといっても、ここが悪いわけではない方が多いです。

背骨というのは、例えるならまっすぐにマストが立ってるような状態なのですが、大体の場合、折れていく人が非常に多いです。

このようにマストが折れてくると、まっすぐにするためには後ろ側で引っ張らなければマストが立ってこなくなってしまいます。

やはり折れてしまうと、後ろが痛くなります。

というのは結果としては、折れないようになるのが一番いいのですが、多くの施術院や他院であれば後ろを中心に施術することが多いです。

もちろん後ろも重要ですし、後ろを重点的に施術することが多いのですが、折れる癖のついている前側の問題を取り除いてあげたうえで後ろも施術すると、相乗効果が出てきます。

そのため当院としては前を重要視して、後ろだけではなく二つやることで非常に効果が出そうということで、ほかの医院ではやらないような施術をするようにしています。

本来、背骨は立っているのですが、腰の関節というものは前に折れていってしまうと骨同士が離れてしまい、すごく不安定になります。やはり折れない方がいいため、これがなるべく戻りやすくなるようにすることがとても重要になってきます。

お腹の奥の、主には腸腰筋といわれる筋肉で、腹部の緊張・内臓周りの緊張もそうなのですが、それを緩めることで腹部の緊張がなくなってまっすぐ立ちやすくなり、そののちにこのような背骨の問題を取っていってあげることになります。

お腹周りの緊張・腹部の曲がってしまう緊張を取って、後ろの面の関節の問題をうまくとっていってあげることで、まっすぐに立てる状況を作ってあげて腰の問題を減らしていくというのが当院のやり方です。

腰痛にならないように自分で気を付けるために重要なことは、例えば立っているときは皆さんきれいに立てているのですが、座っているときはどうしても体が丸くなってしまう可能性が非常に高いです。

一般的な椅子なのですが、ソファなどすべての椅子でも同じで、割と浅く腰掛けてこのように丸く座ってしまうことが割と多いです。

この状況はとても体が楽なのですが、立つと腰が曲がった状態になっています。
大体ここから体を伸ばそうとするときに「腰が痛い痛い」となってしまう人がすごく多く、曲がった状態を続けることで腰に痛みが出ているということです。人はやはり立っている時間より座っている時間の方が多いため、座ってる間の形に体が傾いて行ってしまいます。

そのため基本的に座るときには、腰を立てると一番いいです。

簡単にいえばお腹をつぶさないイメージです。体の柔らかいところはお腹しかなく、曲がるところというのは腹部しかないようにできているため、ここが伸びてさえいればある程度腰が伸びるようにできています。

座るときに浅く腰掛けてつぶれてしまうと背骨が丸まってしまうので、背中も一緒に丸まってきます。

なるべくお腹を少し伸ばして、おへそが少し前に軽く出るくらいであれば腰もたって背中がきれいに伸びてくるようになるので、座っているときになるべく腹部をつぶさないようにする。

お腹がつぶれれば内臓にも負担がかかってしまうので、なるべくお腹をつぶさないことがすごく重要になってきます。

それを気を付けるだけでも、慢性的な腰痛や腰の辛い症状はかなり変化する可能性が高いため、ぜひ座る姿勢だけは気を付けていただければと思います。

反れない腰の痛み

腰痛で来院の患者様です。

背がわりと高くて中腰になることの多い仕事をしています。

中腰は腰にとても負担がかかるので腰痛になりやすいです。

元気な人でも中腰を続けていると腰が痛くなりますからね。

仕事で中腰が多いのはかなり腰にはきつい感じになります。

やはり腰が反らなくなっていて、体を前に倒すよりも腰を反る動作で

痛みと違和感が出ているようです。

腹部の緊張がとても強く、前側の緊張で腰が反れなくなっている感じです。

前後のバランスが悪く、腰を丸めるのがくせになってしまっているのですね。

悪いポイントがたくさんあるのでポイントを絞ってやっていきます。

どうしてもたくさん触ってしまうことが多いので、やりすぎ注意です。

一通り問題がありそうなところにアプローチしていくと

腰が反る様になって天井が見えると喜んでくれました。

仕事が仕事なのでまた腰が丸くなると思うのですが

日頃の姿勢に注意してストレッチをしていけばある程度落ち着くと思います。

腰の痛み

腰痛で久しぶりに来院した患者様です。

1年半ぶりぐらいに来院した患者様です。

現場仕事をしている方で疲労がたまってくると腰痛になります。

わりと調子が良かったようですが、このところの寒暖差と忙しさで腰痛再発。

以前も反ると腰が痛くなることが多かったのですが今回も同じ感じです。

座っているときの姿勢があまり良くなく、丸まる癖がある方で

家庭でもあぐらを良くかいたりするのでそれが原因のようです。

骨盤が後ろに倒れている感じなのでそれを調整し

お腹の深いところの筋肉を調整、その後背骨全体に動きをつけるためにDRT

チェックをすると腰の動きが改善してきたので反れて痛みもかなり軽減しました。

a腰の痛み1a腰の痛み

姿勢のと座り方の指導をして、痛くなる前になるべく来院するようにと伝えて

1か月後の予約を取っていただいて終了しました。

体力がある方なので割とすぐに改善するのですが

やはり定期的なメンテナンスは日々元気でいるために体のためには重要ですからね。

お尻の痛み足のしびれ

足のしびれとお尻の痛みで来院した患者様です。

介護のお仕事をしていてかなりの重労働をしています。

介護のお仕事はどうしても不自然な姿勢をすることがあるそうで

腰などの負担がかなりあります。

レントゲンでは腰の骨には問題がなかったのですが、痛みがずっと続いていての来院でした。

おなかの奥にある大腰筋やお腹周りの緊張をとって

足のしびれやお尻の痛みに関連のある股関節周りの緊張(特に梨状筋)も取りました

骨盤にも問題があったのでAKAをほどこして

最後に全体のバランスをとるためにDRTを施術をしました。

3回目あたりでほとんど足のしびれ、お尻の痛みは感じなくなったとの事で

今では定期的に体のバランスをとるために来院している感じです。

ハードな仕事ですが、元気に働けるようになったのでこちらもうれしい気持ちになりました。a%e6%82%a3%e8%80%85%e3%81%95%e3%81%be

 

腰の痛み

 

腰の痛みで来院している患者様です。

長い時間デスクワークのお仕事をしていて、腰も背中も丸い感じで

この姿勢がくせになってしまっている感じがします。

家ではあぐらを良くしているそうでそれも問題かと思います。

背中も丸くなっていたので、肩こりもあるのかと思ったのですが

そちらのほうはあまり感じないとの事でした。

腰が丸いので、おなかの奥にある腸腰筋なんかが硬いので

お腹周りをしっかりと緩めてから、背中の丸みも改善する施術をしました。

その後、腰の横の部分とお尻回りなどを施術して

DRTを使って背骨全体に動きをしっかりとつけて動いてみてもらいました。

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体が丸くなっていたので腰をそる動作で痛みが出ていたのですが

ある程度反れるようになり痛みも楽になったようです。

背中の部分も施術しておいたので背中もだいぶ反れるようになって

写真で見ると反った時の腕の位置が変わっていたのでやっておいて良かったです。

腰の痛みでも背中の操作はやっておくと結果が良いのでありがたいです。

腰痛の定期検診

腰痛で来院している患者さんです。

この患者さんは最初は腰の中央部の痛みと違和感で来院しました。

もう9年前から来院しています。

もう既に腰の痛みは出ることはほとんどないのですが

地道に1~2か月に1回は定期的に来院して頂いています。

とりあえずビフォアーアフターをと思い写真を撮ったのですが

a後屈1 a後屈6

もう腰痛はないので思いっきり体をそらせたのでハッキリとは出ていないですが

施術前は胸椎の所が丸くて固いのか腰からそっている感じがします。

施術後は胸椎の前すべりが出ているので全体にそれている感じが。

腰もこの方が楽にそれると言ってくださいました。

胸椎はやはり猫背になりやすいので固くなりやすく、問題が起こりやすいです。

DRTテクニックは胸椎の動きを重要視してキッチリと動きを付けられるので

体のバランスが取れるので本当にありがたいです。

腰の痛みも背中の丸みからおこることもたくさんあります。

背骨を全体から調整することは体の調和を保つのに大切だと感じます。

定期検診の患者様に喜んでもらえるようにこれからも精進しなければです。

坐骨で座りましょう

身体に良い座り方の話です。

坐骨は座る骨と書きますね、そのものずばり座るためにある骨です。

ここで座るように体は設計されているわけです。

ここで座っていれば体にとっては負担は少なくなります。

けれども姿勢の悪い人ほど、仙骨という骨で座っている人が多いです。

浅く腰掛けて背もたれに寄りかかったり、やわらかいソファーに座ると

坐骨ではなく仙骨で座ってしまうことが多くなります。

ここは座るために作られた場所ではないのでここで座ると

体にとってはかなりの負担になり、姿勢が悪くなる原因になることが多いです。

a背骨1a坐骨2

良い姿勢で座ると赤い丸で囲ってある坐骨で座れています。

これが良い座り方です。

a悪い姿勢a仙骨1

寄りかかったり悪い姿勢で座ると、赤く囲ってある仙骨で座ってしまいます。

これは体に負担になる座り方です。

a骨盤

骨盤の中でも仙骨の上に背骨はのっています。

ここに負担がかかると背骨の状態が悪くなってしまいます。

仙人の骨と書いて仙骨ですからね、扱いは丁寧にしないとです。

坐骨で座る習慣を身に着けていきたいものです。

座り方ひとつで身体のバランスや調子は変わってきます

自分で身体を壊さないように気を付けていきましょう。

 

 

腰痛になりにくい座り方

姿勢のお話です、体に不調を起こしやすい人は姿勢が悪い方が多いです。

健康を維持するには、日ごろからの姿勢に気を付けるのが大切です。

人は立っている時間よりも座っている時間の方が長いので

立っている時よりも、座っているときの方に注意を払うといいです。

良い座り方とはこんな感じ           

a良い姿勢a良い姿勢骨模型

良い座り方は背もたれに寄りかからずにお腹がつぶれていません

模型でも腰の生理的な湾曲がきれいに出ています。

この状態だと腹式呼吸もできて呼吸が深くなります。

悪い座り方とは                   

a悪い姿勢 a悪い姿勢骨模型

悪い座り方だと背もたれに寄りかかり、お腹がつぶれた感じで

模型でも生理的な湾曲が反対に丸くなってしまっています。

この状態だと腹式呼吸がやりずらく呼吸も浅くなりがちです。

腰の骨の関節を模型上で見てみますと

a良い骨模型   a悪い骨模型

軽くそった感じで関節がはまっています  丸くなると関節のはまりが悪くなります。

丸まった座り方や、中腰は腰にかなりの負担を加えることになります。

良い姿勢は結構つらいものなので維持するのは大変なので

DRTの創始者である上原先生の良い姿勢の指導を使わせていただきます。

a良い姿勢     a良い姿勢ペットボトル

このような姿勢はつらいので、背もたれに近づいてペットボトルなんかを

腰が丸くなりやすい所にあててあげると、背もたれに寄りかかっても楽によい姿勢が出来ます。

日頃の姿勢を意識することで、体の不調を楽にすることはできます。

いつまでも元気に動けるために日ごろから姿勢に注意したいものです。

骨盤の重要性

当院では骨盤をきちんと整えることに力を入れています。

なぜなら骨盤は体の土台の部分であり

骨盤の上に背骨はのっているからです。

ここが傾いたりしていると、肩こりや首の痛みの原因にもなってきます。

骨盤に問題があったりすると足の長さが違ってくる場合が多いです。

a整体前

こんな感じに長さが違う場合が多いです。このような状態では体にとっては

良い事はあまりないです、疲労がたまりやすくすぐ疲れてしまいます。

a整体後の状態

きちんと整えてあげるとこの様に足の長さはそろってきます。

この状態であれば、体は安定して疲れにくく元気になってきます。

体は協力して動いています、早く疲れたりどこかが痛い場合はバランスが悪い事が多いです。

年齢を重ねても元気でいれるように、体のメンテナンスをしていきたいものです。

体が気になる方はお気軽にごぞ相談ください。