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松戸整体クラブ 五香施術院
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最近多くの本やTVの番組などで肩甲骨を動かしましょうとよく言われています。
肩こりや首のだるさ、痛み、背中の痛みやコリにも多く関わりますし、それ以外にも重要なポイントとなる肩甲骨。ここではなぜ重要かを書いていきます。
まずは肩甲骨の簡単な解剖からです。
肩甲骨は↑で見るように肩の関節を作っている骨です。
鎖骨と上腕骨、肩甲骨で構成されています。
肩甲骨は体とつながっているのは鎖骨だけなので、ある意味宙に浮いているような感じです。
肩甲骨は意外と大きな骨で骨盤と同じくらいの大きさがあります。
それぐらい大きな骨なので、多くの筋肉がついています。
ここでは肩こりや首の痛みの原因となりやすい筋肉をあげていきます。
僧帽筋。
僧帽筋は肩甲骨を動かすとても大きな筋肉です。
頭、首から肩甲骨、背中についています。
長時間のデスクワークなどで負荷がかかると、緊張して硬くなります。
主に上部の方に問題が起こりやすいです。
カトリック教会の人が着るフードに似ているので、僧帽筋と呼ばれます。
肩甲挙筋。
肩甲挙筋は名前そのままの意味で、肩甲骨を持ち上げる筋肉です。
首から肩甲骨についています。
この筋肉は首の前の方についている胸鎖乳突筋の影響をうけます。
この肩甲挙筋を柔らかくするには、胸鎖乳突筋も一緒にやると効果的です。デスクワークやスマートフォンの使い過ぎなどで固くなってきます。
大菱形筋、小菱形筋。
この筋肉は背骨から肩甲骨の内側についている筋肉です。
肩甲骨を背中の方にひきつける、つまり中央に寄せる働きがあります。
胸を張るような感じになります。
通常私たちはデスクワークや下を向いて仕事することが多いので丸まりがちです。
ですのでこの筋肉はいつも引っ張られている感じとなります。この筋肉の問題に関係が深いのが前鋸筋です。
前鋸筋と菱形筋の両方を柔らかくすると効果的です。
前鋸筋。
この筋肉はあばら骨(肋骨)についていて、肩甲骨の内側についている筋肉です。
肩甲骨を前方(胸の方向)にスライドさせる働きがあります。
イメージ的にいうと肩を内巻きにする感じです。
菱形筋の働きとは逆の働きをする筋肉です。
通常私たちは仕事では胸を張ることが少なく丸まりがちなのでこの前鋸筋が縮んで動かない人が多いです。
背中が痛い人はこの筋肉を動きやすくするとよいです。
つまり背中の痛み(菱形筋の痛み)は前鋸筋に引っ張られているのが原因となります。
以上が肩こりに関連しやすい筋肉です。
すべて肩甲骨についていて肩の動きに重要な働きをしています。
通常の生活で私たちはとても便利なので、ほぼボタンひとつで様々なことができてしまいます。
そして仕事はデスクワークが多く、体を動かすことが少ないので、ほぼ肩甲骨は動いていません。
ですので肩甲骨を意識的に動かさなければだめなのです。
使わなければ肩甲骨についているこれらの筋肉は弱くなり、肩甲骨の動きも硬くなっていってしまいます。
そして肩のコリ、首の痛みが出やすくなるのです。
デスクワークの時に肩を外にまわす動きをするだけでも違うので積極的に肩甲骨を動かしていきましょう。
当院ではDRTで背骨を緩め、ストレイン・カウンターストレインで菱形筋や前鋸筋、胸鎖乳突筋や肩甲挙筋など片方だけでは問題が残る筋肉を両側からしっかりと柔らかくしていきます。
肩や首の痛みでお悩みの方はお気軽にご相談ください。
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